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2003/05/30 EOS10D2台による光源差ピントテスト。(標準レンズ開放)
打ち合わせ通り用賀の物撮り系写真家K氏は10Dとレンズ3本を再び持参してきてくれた。 改めてピントテストをしてみようという魂胆である。 2台のEOS10D+EF50mmF1.4。 K氏の10Dは発売後直ぐに購入した0310200XXX、50mmF1.4が05002XXX (このレンズは決して新しくはない。) 私の10Dは一月ほど前に購入した0410203XXX、50mmが75100XXX 50mmの番号の振り方が大いに変わった? (注意深く観察すると2本のレンズはコーティングが異なる。良くあることだが。) 欲張らずにこれだけでテストをしてみた結果は次のようなものだった。 ・ 先ず、先日紹介したインバータ式70w蛍光灯2発ダキをバンクライトに仕込む。 色温度は4900K、26M。私が被写体になりK氏がカメラ係、バストアップで撮影してみる。 少しずつ距離を変え、5〜6枚シャッターを切って確認。 その結果は、2台ともに取り敢えず問題なし。 それまで開放で撮影することはほとんど無いと言っていたk氏も 「いけますねえ、開放。」と笑顔がほころぶ。(露出的には1/250秒 開放辺り) 意外なことはこの次に起こった。もっと引いてみたのである。 私はイスに座っていたのだが立てばひざ上から全身辺りの引き。 K氏の10Dは平均して前ピンになった。たぶん10cm位か? 私の10Dは後ピン。しかも甘く見える。前方にはピンがシビアなせいか? しばしの沈黙の後、光源を変えてみようということになり300wのアイランプで撮影してみる。 K氏のは矢張り時にひどい前ピン。私のは意外にいけてる。つまりタングステンの場合は4900Kに比較して前ピン傾向に。 続いて色温度9000Kのインバータ式65w蛍光灯でテスト。 これまた、でき過ぎくらいの予想通り? K氏のはやや甘い描写も見られるものの今までの前ピン気味がピント位置が後ろにずれて、使える画像が増えたようだ。 私のは後ピンが更に後ピンになり使えない画像が増えた。 巷間噂されている光源の質によるピントの移動が少なくとも今日は無事に再現したということか? (タマタマという場合も十分ありえるのだが・・) 因みに私の標準レンズをK氏のボデイに装着して撮影もしてみたがボディに因る差はあまり見られずに レンズの固有の癖がほぼそのまま再現されるいう結果だった。 ・ では、私たちはこのピント移動に対して有効な対抗手段を持っているのか? ボディとレンズを調整に出す・・・ 特定の距離と特定の光源に対して調整することは不可能ではないかもしれない。 しかし全ての光源と距離について有効かどうかはかなり怪しくなる。 ・ こんなのはどうだ。取り敢えず5枚続けてシャッターを切ってみる。そして液晶の最高倍率でチェックする。 コダック14nの等倍まではいかずとも10Dの液晶も拡大率はまあまあ。 (10Dで見るよりもパソコンでみた場合の方がピントが合って見えることがあるので要注意。) これでピントが甘く見えるようならライティングを変更する。 絞りをもっと絞る。 頑張ってMFでピントを合わせる。 兎に角目茶苦茶沢山のシャッターを切ってみる。(どれかが当たるかも・・) 「今日は気分が乗らないので撮影は止め・・・。」と宣言する。(そうは言っても翌日ピントが来る保証は全く無いのだが・・) 実はこの程度の対応策しか思いつかない。 ・ つまり、なんだかんだ言ってもメーカーにもっと知恵を絞ってほしい・・そういうことかな。 たぶん、この問題をメーカーが知らぬはずが無い。 例えばラジコンのトリマーのようなピント微調節の仕組みをユーザーに提供する。 例えばカメラ側では色温度情報は常に得ているはずなのだから これを元にピント位置の自動修正をファームウエアのバージョンアップでカバーする。 (この自動修正はK氏のアイデア。素晴らしい) ファインダースクリーンの部分にもう一枚CCDを配置して測距はこれで行い ファインダーは高精細液晶ファインダーを採用する。 MFでピント合わせが容易なようスクリーンをせめて交換式にする。 ボディに5m程度のメジャーを内蔵させ、原始的にこれで測距する。 昔懐かしい超音波式やレーザー光による測距システムを併用する。 それがダメなら、不可抗力として写真雑誌、ホームページ、新聞紙上にAFが万能でないことを公言する。 5/29日のK氏と私の 瞬間風速的な結論はこんなところに落ち着いたのですが あなたはどう思います? ・ 追伸:テスト終了後K氏が嬉しそうに私に言った。 「いやあ、今日のテストは面白かったですねえ。」 「新藤さんが今日のこのテストをどんなふうにサイトにアップするのか楽しみだなあ・・・」 だって。 その2:正直に白状すれば途中までは一昨日交換してもらったばかりのニコンD100もこのテストに参加していた。 勿論アップでは問題なし。引きの4900Kのテストもまあまあだった事は報告しておく。 その先のテストは10D対決になってしまったのでここでは書かなかったが キヤノンだけではなく恐らく他社も同様の問題を内在しているはずと信ずる。
2003/05/27 ニコンD100、キヤノンEOS10D、両刀使いになって1ヶ月後の中間報告。
ニコンD100とキヤノンEOS10D。どちらが良いかとしばしば聞かれる。 この問題は一言では語れない。 しかしニコンとキヤノンの両刀使いになって1ヶ月・・・、今日までの経験で言うならば (1ヶ月後は違う考えになっているとも限らないが・・) スナップで使用するならばニコンD100は間違いなく最高。 圧倒的な電池の持ち(正確な比較はしていないが感覚的には2倍以上・・そんな感じ。) スリープからの瞬時の復帰(10Dは約2秒、意外とこれが長く感じる。) ボディもレンズも小型軽量(一日ぶら下げて歩くとバカにならない。) 気持ち良い十字キー、快適なプレビューのスピード 使いやすい新設計のSB80DX(外部ストロボ)、蹴られにくい内蔵ストロボ 適度な色みを残すオートホワイトバランス ニコンビューとニコンキャプチャーの出来の良さ この辺りがその理由です。 ・ それに対して頼りになる液晶の色み(これはありがたい、ニコンは青すぎ。) 液晶表示の拡大率(半身よりも寄りならば液晶でピントがかなり判断できる。) オートホワイトバランスの確かさ(面白みに欠ける場合もある) 100kステップで設定できるマニュアルホワイトバランス ピントがしっかりと合ったときはニコンよりもシャープな画像(ニコンの方がローパスフィルターの効きが強いためか?) 反動で10Dは周辺部の色収差がでやすい事は残念 シンクロターミナルが用意されている、ミラーアップが出来る フルサイズCCDボディである1Dsも選択できる点 USMレンズが充実している、デジタル時代に適合した大口径マウント 右手一つで殆どの操作が可能 以上の点で仕事で使うなら僅かにキヤノンEOS10Dがリード・・・か。 ・ 今まで散々書いてきたピントの問題はどうやらAFの基本的性能が この手のカメラに追いついていない事が大きな問題なのかとここ数日は考えている。 そしてニコンもキヤノンもこの点に関しては優劣は付けにくい。 真の意味でレンズ、ボディともにデジタル用に設計されたレンズ交換式デジタルカメラがぼちぼち欲しいものである。 この点に関してはオリンパスの4/3インチ新型デジカメに大いに期待もするのだが・・・ 残念なことになかなか登場する気配がない。 また、キヤノンレンズの開放に近い絞りでの甘さの問題は、少なくとも標準F1.4で言えば私の思い違いだった? ピントがシッカリと合っていればマッタク問題はないようだった。 遅ればせながらここで訂正します。 ・ 追伸:飽く迄も今日までのインプレッションです。 D100をスナップに最高と評しましたが、一年間D100で仕事もしてきたことも事実です。 スナップ専用というわけでないことは当然で、敢えて言うならば、ということです。 最高に褒めれば、どちらにも使える。 D100に慣れるとキヤノン10Dは首から下げて歩く気にはナカナカなれない、そんなカメラか。 ・ おお、そう言えばコダックDCS 14n今日が発売日だ。 噂ではかなり良い画質らしいと聞きますが その真偽のほどは矢張り発売されてから少なくとも1ヶ月はかかるでしょうね。
2003/05/26 1kwタングステンランプ用調光器の製作。
この調光器はトライアックを使用した電子調光器。今では何処にでもある古典的なモノです。 キットとしても売られていて私もキットを購入し作ってみました。 購入店は秋葉原ではおなじみの秋月電子通商(外神田1−8−13)03-3251-1779 です。 ここでは調光器のキットで15,25,40Aキットを扱っていたと思うのですが 私が購入したのは確か・・・40Aだったでしょうか(定かではない。ごめんなさい。) ケースは2〜3軒隣の店で見つけました。 アルミ製のシッカリとしたケースでトライアックは絶縁シートも使用しますがケースに直に装着し 外部にも放熱器を取り付け熱対策をしました。 コストはケースまで入れても2〜3000円くらいで済みます。 部品点数も少なくホンの僅かな知識があれば作れます。 ついでながら秋月はメチャ安。一つ一つパーツを買い集めるよりもお買い得です。 簡単な説明図も付き基盤も付属しています。(私は使用しませんでしたが・・) 秋葉原に行けば必ず足を運んでしまうお店の一軒です。(笑) ・ この調光器は製作してから既に6年以上活躍しており耐久性も実証済みです。 パーツ自体は耐圧も十分で(幾つかは交換したかもしれませんが) 200vのヨーロッパでRIFA(昨日照明に使用した100v1kwハロゲンランプ)の点灯に 使用した覚えもあります。 勿論フルにボリュームをセットしてしまえば200v点灯の場合、100v1kwは一瞬でお釈迦になってしまいますが。 ・ RIFAに限らずアイランプの調光にも使用出来ます。 敢えて問題をあげるならばスタジオに備えてある調光器とはことなり電圧を上げることは不可能。 また、光量を落とせば当然色温度も下がります。 また蛍光灯の調光には不向きです。 ドリルやモーター系の制御はOKです。 500w以下ならば完成品も売られていますが結構チャチなので 仕事で使用するには不向きかも・・・ どちらにしても一台あると色々使えることは紛れもない事実。 昨日久しぶりにRIFAを使用したので思い出して書いてみました。
2003/05/25 キャノンEF50mmF1.0、F1.4、F1.8、ニコン50mm標準レンズ4本一万円札テスト。

さて今日は面白いテストをしましたので報告します。 標準レンズばかり4本を一挙にテスト。 キャノンEF50mmF1.0(現在は生産中止 レンタルしました。) キャノンEF50mmF1.4 キャノンEF50mmF1.8 ニコン AF50mmF1.4D ボディはキャノンはEOS10D、ニコンは借り物のD100。 光源は写真電機工業のRIFA、1Kwハロゲンランプを1〜1.5m 離して照明。光量的には十分過ぎるほど。 AFテストも兼ねるつもりだったのだけど、これはタングステンを 使用しても結果は然程変わらず。 つまり合ったり合わなかったり・・・ 今回の主眼は描写に置き、したがってキャノンはマニュアルでピント合わせ。 液晶で確認してピントがほぼ合っている状態に保ちました。 ニコンは液晶の拡大率が低いため液晶でのピントの判断は諦め AFに任せました。 参考までに脇にスケールも入れました。 ・ 撮影はいつものように縦27cmのアクリルに張られた 一万円札を横位置で撮影しました。 画像は基本的に100%、等倍です。 露出はオート。ホワイトバランスもオート。 ・ ・ ・ ・ 左:EF50mm F1.0 (MF)スケールで確認するとこの寄りで ピントの深さは約1cm。スケールで確認するとほぼ合っているようには 見えるのですが・・・ シャッタースピードは1/2000秒 特徴的なメロウな描写がたまらないという人もきっといるのでしょうね。
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左上:EF50mmF1.0/絞りF1.4(MF) 中央上:EF50mmF1.4/絞りF1.4(MF) 右上:ニッコール50mmF1.4/絞りF1.4(AF) 問題は1.4まで絞ってもシャープにならない事か。 50mm1.4は開放では甘いレンズと認識していたのだが ニッコールはAFのために僅かにピンが外れてはいるが・・・(前ピン) 今回はとても良い成績。つまりピントが来にくいということなのか? ホワイトバランスの取り方にも注目。
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左上:EF50mmF1.0/絞りF2.0 右上:EF50mmF1.4/絞りF2.0
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左上:EF50mmF1.8/絞りF2.0 右上:ニッコール50mmF1.4/絞りF2.0
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左上:EF50mmF1.0/絞りF2.8 右上:EF50mmF1.4/絞りF2.8
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左上:EF50mmF1.8/絞りF2.8 右上:ニッコール50mmF1.4/絞りF2.8 ・
如何でしたでしょうか? 楽しんでいただけましたか? 今回は50mmのみですので85mm辺りでは異なる結果が出るものと思います。 (もう少し開放から良い結果が出るでしょう。) 中古市場ではEFの1.0はかなりの高値らしいですが、 これで見るかぎり少なくとも2.0までは絞りたくなるような描写ですよね。 殆どソフトフィルターを入れたような感じがします。 明るいレンズは、基本的はキレイなボケが期待でき速いシャッターも使用することが出来ます。 しかし、重い、高い、その上とてつもなく甘いまで加わろうとは予想外。 このレンズを無理して使うくらいなら1.4のレンズにフォトショップ上で 加工したほうが現実的な気がします。 本末転倒。そうじゃなくて開放から使えない高級レンズは悲しすぎます。 使用する意味が殆ど見当たらないと言ってもいいでしょう。 ヒョットすると、50mm1.0が生産中止になった背景の一つに こんな問題が隠されていた可能性もあるのかもしれません。 現実的には85mmのF1.2とそっくりな作りから推察するに 元々販売見込みが少なく、そのために売価も高めに設定されたとは思いますが・・・ ・ それに対してEF50mmF1.8、高級ボディキャップと呼ばれることもあるらしいのですが結構良い描写。 軽い、安い(実売価格は驚きの7千円台)、小さい。 オートフォーカスはUSMではありませんが思ったよりも速いですね。 但し、今回の設定でAFにしてみると何度シャッターを押しても10cm近い前ピンになってしまい AFの意外さに今回も直面してしまったのでした。 (その後自然光でスナップしてみましたがピントは合っているように見えました。) ・ 先程5/16日に紹介した野外系プロカメラマンの方からメールが来ました。 恥ずかしいことに私は知らなかったのですがファインダースクリーンに付いての情報をいただきましたので ついでに紹介いたします。「TalbergとEOS-1V純正スクリーンの比較」
http://homepage2.nifty.com/kiyoshi-s/screen_magp/screenhikaku.html「Talberg」制作者の方のページ
http://homepage3.nifty.com/nirgendswo/index.html追伸:デジカメ日記にもEF50/1.0で撮影した写真数枚アップします。 それから今回のニコンD100はピントがF2.8以外正確には合っていないのと ホワイトバランスの違い等により印象が良くないかもしれませんがスナップで使用するならば 現時点では最も使いやすい一眼タイプデジカメかとも思います。 ・ 追伸:05/26 キヤノンEF50mm1.0が1015g(レンズのみ)1.4が270g、1.8が122g。 10Dはボディ重量(電池込み、細身ストラップ付き)905g。参考までに
2003/05/25 NOMNOM PC WORKS(PCサポート)を始めた野村さん。
野村さんとは8年のお付き合いになります。 私がMACを使いだしたのが95年。初めて使ったMAC用プリンターがアルプスマイクロドライプリンター。 そのカスタマサポートに在籍し私がトラブルでサポートに電話を掛けたのがキッカケでした。 何回か恵比寿にあったスタジオにも来ていただき それ以来MACへの助言やアドバイスもして頂いたこともありました。 さて、月日は流れアルプスは残念ながらプリンターから撤退。 私よりも一つ年長の野村さんは昨年、独立を決意されたのでした。 ・ 決意も新たに始めたのがNOMNOM PC WORKS。 PCやMACの嘗ての経験を生かすべくソフト、ハード全般に及ぶサポートを開始したのです。 川崎市在住。(オフィスは大田区久ケ原) 知識も豊富、責任感も十分、明朗快活、信頼できる方です。 何かと相談に乗っていただけると思います。 近くでこんな人を探していた・・・ そんな方もいらっしゃるでしょう? 連絡は取り合えずメールで E-mail BXH05326@nifty.ne.jp まで 野村さんはオススメです。 ・ とこれで、野村さんは鉄道模型にも造詣が深く その辺りで悩んでいる人にもお手伝いすることも可能かと私は推察しています。 私同様ヨロシクお願いいたします。 ・ 追伸:アルプス、マイクロドライプリンターはお陰様で現在も自宅で活躍しています。 今となってはスピードが遅いことは否めませんが・・・
2003/05/22 内蔵ストロボの不調で入院したニコンD100のその後。
内蔵ストロボは発光するのだが、同調したりしなかったりで3/31日に入院した私のニコンD100。 一旦4/10に退院したものの完治していないことが判明して翌日又再入院したまでは書いた。 (再入院の時に代替えボディは借りてはいる。) もう5月も21日である。 ここ何日か催促の電話をプロサービスにかけたのだが やっと今日返事が来た。 「原因を調べてはいるんですが長引きそうなので、新しいボディと交換でも宜しいでしょうか?」 こんなような内容だった。 エッ?? そんな重症なの??そんなにヤヤコシイ話なの? 新しいボディになることは悪い話じゃないけれど・・・とても意外。 ・ D100が帰ってきたら10Dは調整に入院するつもりだったのだが D100が新しくなるのは予定外。 再びD100もテストしなければならない。 実は10Dを入院させるにあたり改めて室内の自然光でピントテストを してみたのだが開放辺りでは、矢張り余り良い結果は出ていない。 AFはこんなものですよ・と言ってしまえばそれまでなのかもしれないけれど チョット困ったものだ。 ・ ところで、来週手に入るらしい新品のD100。 興味の一つは私の初期型のD100と何処か違いがあるのか?? ピント精度、ホワイトバランスや液晶の色味・・ マッタク変わりがないのかどうか、楽しみでしょ。 その辺りは乞う御期待ということで。
2003/05/19 石川さゆり、大ナマズ、トホホカメラマンの夜は老ける。
先週の日曜日の夜12時過ぎNHKをつけると石川さゆりが歌っていた。 私は演歌には殆ど興味が無いのだが暫く眺めていた。 客席が映し出された場面では案の定お年を召された方が多い。 何故、お年寄りは(決めつけてはいけないのだが・・)演歌が好きなのだぁ?? お年よりは言い過ぎか、中高年と言っておこう。 カラオケでも年配のサラリーマンらしき男どもはしばしば演歌を口にする。 (石川さゆりを歌うサラリーマンは存在しないか?) 何て事を考えながら眺めていたのだが フ〜ン。アララ、石川さゆり、ナカナカやるねえ・・・ 何て気持ちになってくる。 ミイラ取りがミイラに・・・状態になりそうだったのだが キッチンから現れたカミサンの アラ、オトーサンってば、演歌なんか見ちゃってどうしたの・・という白い眼差し。 ヒョッコリ現れた次男の へ〜オトーサン最近こんなの見るんだ〜〜と言う薄ら笑い。 私はせき払いを一つ、3チャンネル(NHK教育)の琵琶湖の魚達の番組に替えたのだった。 フムフム、琵琶湖の大ナマズねえ。1M以上もあるのかぁ。 それにしても日本の在来種がブラックバス達に イイ様にやられっぱなしなのは人間界とおんなじジャン。 ・ 私は一人寂しくなってしまい、歯を磨いて寝たのだったが こんなことなら石川さゆりを最後まで見るんだった・・・ トホホのカメラマンの日曜の夜は、こうして老けて(更けて)ゆくのであった。 ・ 追伸:だからといって演歌を好きになったわけではないのがヤヤコシイ。 大体、編曲が悪いのか何なのか分からんが バックバンドの如何にも演歌風なコテコテな演奏はどうしても好きになれない。
2003/05/18 I氏からEOS1Dsと10Dについての「AF精度の定量解析結果」のメール。
やっとテストの解析が終わりました. ご依頼の横位置全身は,撮影はしたものの,用意した視標とモノサシが 小さすぎて解析不能でした.すみません. 前々回はキヤノンを悪く言い過ぎ,前回は褒めすぎました. 今回は,また悪く言います.またまた前言撤回なので,よかったら 以下をHPに掲載ねがいます. キヤノンに対しても少しはプレッシャーになるかも知れませんので. ------------------------------------------ 今日は晴天だったので,直射日光下で,ストロボとレリーズは不使用で, 行いました.もちろん,三脚はしっかりしたのを使いました. シャッタースピードは,最長でも1/500でしたので,ブレはないはずです. 近距離にピントをずらしてからAFさせて4枚,遠距離からAFさせて4枚の 合計8枚を撮影しました.AFモードは,one shotです. ちなみに,データは示しませんが,one shotとAI servoの精度は 大差ないようでした.撮影後,パソコン上で等倍表示させ,画面中央に 写ったAFターゲットの視標位置と,すぐ横に置いたモノサシのピント位置との ズレ量を見ました. なお,許容される被写界深度の計算のための許容錯乱円径は, 1Dsの画素ピッチ(8.9μm)を採用しています. 今回は,AF精度そのものの比較なので,10Dにも同じ値を採用しましたが, 最終的な画質を較べるなら,10Dには10Dの画素ピッチ(7.4μm)を 採用すべきで,そうすると若干10Dの成績が悪くなります. 前回の28-135は,マクロ域(視野縦320mm)のみのテストで,ぬか喜びを しました.今回も,同様のマクロ域(視野縦360mm)では,やや前ピン 傾向ながらも1Dsでは合格.ところが,中距離では前ピンがひどくなり不合格. 10Dに装着した場合を見ると,マクロ域で弱い後ピン傾向なのが,中距離では, 逆に前ピンに転じます.やはり,新藤さんがおしゃる距離域によるAFズレ量, またはズレの方向の変化は確かにあります. メーカーに調整に出すといっても,『あちらを立てればこちらが立たず』 なのですから,どの距離域でジャスピンに調整すればいいのやら. 300F4は,視標の関係でマクロ域しかテストできませんでしたが, 結果は惨憺たるものでした.ブレ幅が許容範囲外ということは, 明るいレンズはシビアということでしょう.ちなみに,無限遠の 天体(月)も約半数はピントを外します. 180F3.5は,以前の生データの解析です.3種のマクロ域では,前にも 言ったように一応合格ですが,中距離,遠距離ではどうなることやら. レンズごとのバラツキに関しては,調べた距離域のみからの推測で, しかも,1Dsのボディーが狂ってないとの仮定の上ではありますが, 28-135 要調整の前ピン 300F4 かなり後ピン傾向 180F3.5 わずかに後ピン傾向 と考えられ,やはり,レンズごとのバラツキは存在します. 肝腎の1Dsと10Dの比較ですが,一応1Dsの1勝2分と考えています. しかし,視標とAFセンサーの関係で,10Dが不利になった可能性があるので, 結論はまだ出せません.逆に,巷で信じられている程の大差はないことは はっきりしました.また,3つの比較テストのすべてで,1Dsより10Dの方が わずかに(フランジバック換算で100分の数mm)後ピン傾向でした. これは,どちらか,あるいは両方のボディーに個体差としてのズレが あると考えられます.ボディーのバラツキも存在するということです. 以下に,統計処理したデータを書きます. 【ボディー ズレ量平均±標準偏差mm n=合格/例数 ズレ率%】 (ズレ量平均:マイナス値は前ピン) (標準偏差:ズレ量のブレ幅,小さければ毎回同じところに合うということ) (ズレ率:許容深度に対する『平均値±標準偏差』の割合) ●EF 28-135mmF3.5-5.6 IS USM,70mm域F5開放 ・距離1.2m,視野縦360mm,許容±21mm,太陽光 1Ds -11.9±9.2 n=7/8 -57±44 10D 6.9±24.0 n=4/8 33±114 コメント:1Dsは許容範囲内の前ピン傾向. 10Dはブレ幅が許容範囲外.前ピン,後ピンがそれぞれ2枚. 10Dには横線のみの視標が不利だったかも. ・距離2.8m,視野縦900mm,許容±123mm,太陽光 1Ds -135±38 n=5/8 -110±31(横位置半身) 10D -128±27 n=4/8 -104±22(縦位置半身) コメント:両者ともわずかに許容範囲外の前ピン. ●EF 300mmF4L IS USM,開放 ・距離5.1m,視野縦360mm,許容±17mm,太陽光 1Ds 10.4±25.4 n=3/8 61±149 10D 20.0±37.5 n=2/8 118±221 コメント:1Dsは許容範囲内の後ピン傾向で,10Dは許容範囲外の後ピン. しかも,両者ともブレ幅が明らかに許容範囲外. ●EF 180mmF3.5Lm USM,開放 ・距離1.15m,視野縦100mm,許容±1.3mm,蛍光灯 1Ds 1.19±0.88 n=5/8 92±68 コメント:ズレ量,ブレ幅ともに,何とか許容範囲内だが,両者を足すと範囲外. 視標とモノサシが1mm程度ずれていたかも. ・距離1.9m,視野縦200mm,許容±5mm,蛍光灯 1Ds 1.25±1.98 n=8/8 25±40 コメント:ズレ量,ブレ幅ともに,楽に許容範囲内. ・距離3.1m,視野縦360mm,許容±16mm,蛍光灯 1Ds 2.75±6.88 n=8/8 17±43 コメント:ズレ量,ブレ幅ともに,楽に許容範囲内.私はI氏が1Dsを使ってらしたのを良いことに 強引に1Dsでのピントテストを依頼してしまいました。 暫くして手元に届いたメールがこれです。 このテストがどれほど手間がかかったことかを想像するまでもなく 恐縮すると同時に感謝の気持ちで胸が熱くなります。 Iさん、ホントに有り難うございました。 ・ さて、私の拙いテストにしても、I氏のテストにしても 或いは他の方の話を総合してもAF精度はどうも問題があるのはないか・・・ そう思わざるを得ません。 1985年にミノルタがα7000でAF一眼カメラを世に送り出して以来 ボチボチ20年近い時間が流れたわけですが 完成した技術なのかというと、そうでもないことは今や明白? これがマッタクの新技術ならともかく 既に約20年ですよ。 勿論その間進歩が無かったわけではありません。 AFのスピードも劇的に進歩しました。 測距点も1点から45点までになり視線入力付きまであります。 そしてデジタルカメラの登場です。 ・ 2003/04/01 ニコンのピントの問題? キャノンEOS 10D VS ニコン D100 このときF100でピントテストしてみての結果はF100はピントが十分ではない。 一定の限られた条件とは言えそう感じたわけですが ニコンのプロサービスに聞いてみたところデジカメとフィルムボディの AF精度は変わりがない・・そう言っていたことを思い出します。 (キャノンでも事情は同じでしょう。たぶん) 辛うじてフィルムでは及第点だったものがデジタルではその精度に問題が・・・と言う事でしょうか。 ピントが合っていない写真。これは画素数以前の問題です。 「マニュアルで合わせればいいんじゃないの?」 そうおっしゃる方もいるかもしれませんが どうぞ、そんな方はマニュアルで使用して下さい。 「基準がシビアすぎるんじゃないの?」 そうかもしれません。 ですが風景や花だけを被写体にすることは不可能でしょう。 少なくとも私は使えるオートフォーカスデジタルカメラが欲しいのです。 35MMタイプのデジタル一眼タイプカメラに期待をしているのです。 ・ この問題についてメーカーからの真摯な対応を切に希望いたします。 ・ I氏からの過去のメール 2003/05/01 キャノン1Ds、10D、ニコンD100における許容錯乱円の話。 2003/04/25 デジカメ、一万円札テストの追試報告を頂きました。
追伸:05/19 ピントの問題はキャノンだけではなくニコンも同様の問題があるようにも思えます。 ただし、ピントが合った場合、現時点ではキャノンの方が ローパスフィルターによる劣化が少ない分(推測)シャープに見えるようです。 そのギャップからキャノンが目立って見えるのではないかとも思えます。 但し、キャノンは画面の周辺部にハイライトがあった場合 シャープとは裏腹に色収差が気になる点は少々残念な事です。 ・ 波長による結像位置の差からピントのずれが生じるという話も聞きますが 同位置でも前ピンや後ピンになり得ること、 被写体までの距離によって前ピンだったり後ピンだったりすることを 考えると原因は波長以前のような気がします。 (波長も原因のひとつかもしれませんが・・) また、古いレンズの場合精度うんぬんという話も聞きますが 私の場合ニコンもキャノンもどれも皆新しいはずです。 (つい1年半前まではMF派でしたので) ・ ところで、残念ながらメーカーの方からと思われるピントについての メールは未だ頂いたことはありません。 またメーカーのサイトで正式にピントの問題についてのコメントが出されたという話も聞きません。 ・ 最後に、同じ日本人としてニコンやキャノンに頑張ってほしいと思う気持ちは 私も持ちあわせているつもりです。 だからこそ、この問題はないがしろには出来ないとすら思うのです。
2003/05/16 EOS10Dのピントに関する野外系プロカメラマン氏からのメール。
私はEOS D60を売り10Dに替えたクチなのですが、AF問題についていつも新藤さんのサ イトを参考に拝見させていただいています。 ところで、5/15日の書込みを見て思ったのですが、お使いのEF50mmはF1.4USMだと思 うのですが、50mmF1.8(2型)は御試しされたでしょうか? 私もごく希に室内取材 があるのですが、スペース他の関係でバンク等はほとんど使えませんので環境光のま まで撮る事も多く、シャッタースピードが稼げるこのレンズは非常に重宝しています。 デジタルでも開放から使える範囲だと思いますし、半絞り絞ればほぼ安心できます (私の個体が良かったのかもしれませんが…)。 中古で5千円ちょっとで衝動買いしたレンズですがずいぶん稼いでくれました(笑)、 見た目と動作音は恐ろしくチープですが、もしよろしかったら御試しください。 さらに、件のAF問題ですが、私の10Dも実は一度初期不良交換してもらいました。 当初のものは発売と同時に手に入れたものですが、手持ちの全てのレンズがF8まで絞 らないと使い物にならないような状態で、開放近くでは一度もピントが来ないため、 機材すべてを調整に出すわけにもいかず3週間近くMFで使いながら代品が入荷するの を待ち販売店に交換してもらいました。 傾向としてはやはりレンズによってある程度の前ピン後ピンの傾向はあるものの、そ のつどかなりバラバラなものでした。 交換後の個体は少なくともジャストになる事も多く(妙な表現ですが)、レンズごと のズレは相変わらずあるものの、実用的には開放近くではピントのズレよりもレンズ の収差によるボヤケのほうが気になるというレベルでしたので、いずれはレンズごと 調整に出すつもりですが今はそのまま使っています。 しかし、いまどきの工業製品にこれほどの個体差があるのは本当に驚きです。 実はD60の時は発売後時間がたってからの購入だったせいか、初めから問題がなかっ たため巷のAF問題批判も半分は信用していませんでしたが、いざ自分がアタってみる と動きモノでAiサーボAFを多用する都合、デジタルで精度が問題になる場合は銀塩と フルサイズ向けのレンズももたなければならず、機材を担いで歩く都合かなりキツイ です(笑)。 ブツ撮りはほとんど経験がないので新藤さんのホームページはとても参考になります、 今後とも勉強させていただきます、ありがとうございました。野外系氏はフィルムではEOS3を愛用されているらしく 45点視線入力を高く評価していました。 私はフィルム用のボディはニコンしか所有していないので 残念ながら45点の素晴らしさは実感したことが無いのですが 10Dと1Dsを隙間をうめる真の意味で使えるデジタルボディを 投入して欲しいものだと心から思いますね。(キャノンの場合)
2003/05/15 EOS10D雑感。
修理にでているD100がナカナカ戻ってこないので 代替え機はあるものの、ついEOS10Dを仕事では使ってしまう。 まあ暫く10Dを使用してみないとその真価は分からないわけで ある意味丁度よいとも言える。 ・ ところで新発見がひとつ。 10Dで記録されたファイル名はIMG_1234.JPGと言うような名前になるのだが CFカードをカードリーダーでmacに読み込み そのファイルをコマンド+Iで情報を見てみると これがビックリ。 作成日:1979年12月01日(土)、0:00AMとでる。 修正日として実際に撮影した日時がでるものの 何故?1979年なの。 年表によればオートボーイが発売された年ではあるが 24年前の日付に何か意味があるの??それとも単なる怠慢?・・深まるなぞ・・ (私の10Dだけか??) ・ これまでキャノンの50mmは開放で恐ろしく甘いと書いてきたけれど 近接撮影時にその現象は顕著のようだった。 1m以内ではソフトフォーカスを使用したような見事な描写が楽しめる。 それと比較して交換してもらってからの28mmF1.8は接写に近い状態でも かなり納得がいく描写。 ・ ところでAFのピントの話の続き。 色々ユーザーの報告を見ているとEOS1Dはピントが良いらしい。 多分1Dsも良いのだろう。 しかし、個人的には大きく重いそのボディと高価な値段には、残念ながら魅力を感じない。 ・ ここのところ10Dに関して言えば幾つかの掲示板に ピントの話が盛り上がっているみたい。 これは結構大事。 こうして話題になることでメーカーにプレッシャーを与えることも出来るし 無責任な製品を生み出すことも減るでしょう。 (キャノンが、10Dが良くないと言っているわけではありません。念のため。)
2003/05/14 肌をキレイにしつつアンシャープを掛けるハイパスの使用法。
アンシャープの掛け方にも色々方法があります。 一番ポピュラーな方法はフィルターからシャープの中のアンシャープを選択、適当量掛ける方法。 これよりも一段凝った方法が画像の形式をRGBからLabカラーに変更して Lのみにアンシャープを適用する方法。 Lとは輝度情報でここにアンシャープを掛けると 肌などの色味の部分にはアンシャープがかからないので汚くなる確率が減少する、というものです。 大抵アンシャープは最後に行うので問題は少ないのだけれどこの場合レイヤーは統合しなければなりません。 ・ 今日もう一つの方法をUSの写真雑誌で見つけましたので紹介。 フォトショップのフィルターの下の方に「その他」がありますがその中にハイパスがあります。 (私はハイパスを今まで一度も使ったことが無かった・・) まず元絵である背景を複製し、このレイヤーに 0.5から2ピクセル辺りのハイパスを適用します。 すると、アラ不思議? グレーに僅かに線画が見えるような画像に変化します。 さて、それからどうする? このグレーになってしまったレイヤーをレイヤーパレット上のサムネイルをダブルクリック レイヤースタイルが現れますよね。 この時に描画モードを通常からオーバーレイに変更するのです。 さらにシャープさを増したい場合には先程のハイパスを適用したレイヤーを 複数コピーする方法もあります。 また、効きが強すぎる場合や部分的に抑えたい場合には 勿論レイヤーマスクを使用して調整することも重要でしょう。 ・ まつ毛や髪の毛はシャープにしたいけれど肌はチョットという場合 先ず、背景レイヤーをもう一度複製し そのレイヤーにはガウスボカシを入れます。(ボカシの量はカットアンドトライで) ボカシを入れる理由は肌をキレイに見せるためです。 次に、ボカシを入れたレイヤーを選択、レイヤースタイルを呼びだし 下の方に表示があるブレンド条件を調整するのです。 この調整の仕方は黒い▲と白い△のスライダーを動かすのですが オプションキーを押しながら動かすと、くっついていた三角がはなれます。(ここ重要) その結果、背景のシャープな画像のハイライトとシャドウを透けて見えるようになるのです。 このボカシを入れたレイヤーにもレイヤーマスクを設定して シャープに見せたい部分に手を加えます。 ・ この方法で上手く調整できれば 多少ブレた写真やピントが甘い写真を救済することも可能ですし (この場合はボカシレイヤーは不要ですが・・またアンシャープだけでも可能ですが) 女性の肌を美しくすることも可能です。 チョット手間暇はかかりますが、良い応用方法が何かありそうな気がします。 先ずハイパスの部分だけでもテストしてみて下さい。ビックリしますよ。 ・ 追伸:このハイパスを利用する方法はphotographyの5月号に 書かれていたもの。それを私なりにアレンジしたのですが そもそもは八王子市のK氏のお土産。 どうも有り難うございました。 (連休はラスベガスに行ってこられたようです。羨まし) ・ ついでながらこの雑誌、広告量がとても多い。 今時の日本の雑誌とは大違い。この辺りも広告写真家としては羨ましい。 (殆どはカメラショップの広告だったけど・・) ・ このハイパスの利用法。マア手間暇がかかるわけで 常時この方法は使えません。 で、気が付くと忘れてしまったりしてね。トホホ。 ・ ハイパスを知らなかったのは私だけ?? それは知らなかった、ヌハハ・・・ ・ 追伸:06/11 ハイパスフィルターって私はハイライトを通過させるためのフィルターかと思っていましたが、 どうも違うみたいですね。(またまた無知が一つバレテシマッタ。) 高い周波数の部分を通過させる、画像で言うと変化の激しい部分を通過させるらしいです。 逆にローパスは低い周波数の部分を通過させる。 つまり、変化の激しい部分はカットする。細かい情報は捨てる。 は〜。それでローパスフィルターが強いと鈍った画像になるのですね。 う〜む。納得・・・でもどうすればそれが出来るわけ??
2003/05/13 ソフトライトボックス、エナジーランプ、一代元。取材ならバッチリ。
近頃はソフトライトボックスと呼ぶらしい。私はSD−88と記憶していたのだが・・・ そのソフトライトボックスとは写真を仕事にされている方なら 殆どの方が既に御存知のことと思うが実に簡単にセッティングが可能な 発行面80cm角の優れ物の写真電気工業製バンクライトである。 傘を広げる感覚でセットでき、畳むときも簡単。そして素晴らしいコストパフォーマンスを持つ。 さて、このバンクライト。本来の使用法は大型ストロボのために作られた器具なのだが 改造魔の私は近頃(特にデジカメで仕事をこなす場合) 大型ストロボは持っていかないことにしている。 ではどうするのか? SB80DXとエナジーランプを持っていく。 先日製作したエナジーランプ2灯用ブラケットと共に・・左Hamaのアンブレラホルダー。右2灯用スペシャルチープブラケット。 ブラケットのベースの木材はチークがオススメ。加工がしやすく且つ強度も十分。
エナジーランプを取り付けた様子。左右でランプが異なるのはマイナーチェンジをしたため。 新型(左のランプ)の方が太く短い。個人的には旧型が好ましく見える。
Hamaのアンブレラホルダーは頭部にコンパクトタイプのストロボを セットすることが出来るのでSB80DX等を取り付ければ 勿論ストロボ撮影も可能。 その時には蛍光灯はモデリングランプとしても機能する。 デジカメならばフィルターもいらず、これだけで殆どのものが撮影できてしまう。 70wエナジーランプ2灯でタングステン700w相当。 セットした状態でカラーメーターで測定すると4850度26M。 しかも熱くない。 ・ 左の写真は大宮に本社がある一代元(ラーメンチェーン店)の藤田社長さん。 撮影にはこの2灯スペシャルセットを使用した。 室内光がタングステンタイプの蛍光灯だったのでチョット慌てたが デジカメなのでさほど悪影響もでず、撮影はスイスイ。 ボディはEOS10D、レンズは50mmF1.4。 ISO400に設定して1/125でF2.8辺り。 気分的にはもっと絞りを開けて速いシャッターを切りたいところだが キャノンの50mmで開放は勇気がいる。 (私のレンズだけかもしれぬが、かなり甘くなる。) ・ まあ、そんな訳で撮影は無事に終了。機材も軽装なので電車で移動が可能。 お陰で終了後には美味しいラーメンや良く冷えたビールを御馳走に なってしまった。 ・ 大きい・重い機材達よサヨウナラ。 ・ 追伸:一代元はオススメします。 ラーメンを食べたい方は勿論、独立を考えている方にも・・ 追伸:05/14 上左のhamaのアンブレラホルダー、今日午前のロケ先で敢え無く破損。 座金がとれてライトボックスが落下するという事故に遭遇してしまったのです。 元々プラスチックですから過大な荷重には無理だったのでしょう。 取りあえず大事に至らず不幸中の幸いか。 ・ 追伸:05/28 先日バリバリの写真が来た折りに聞いた話です。 バリバリ氏はハンズに行って購入を考えたらしいのですが、エナジーランプについての クレームも結構あり製造元が販売を中止するかもしれない・・・・そんな話を聞いたらしいのです。 私が使用しているランプは特別そんなトラブルもなく元気なのですが これに替わるランプが存在するならばそれも良し。 しかし、70wクラスの或いは、それ以上の出力の蛍光ランプはナカナカ見つけられないと思うのですが。 ここは一つ、使ってみて気に入った方は是非、製造元を応援してあげて下さい。 ・ 追伸:05/30 クレームの原因は4本集まって一つのランプを形成しているうちの 1〜2本が点灯しないことがあるらしいという話だったのだが 新型の蛍光管ではその現象を私も昨日経験した。 旧タイプは初めから4本とも点灯しているのに残念なことだが 元々立ち上がりには時間がかかる蛍光灯なので 数分様子を見ていると無事に新型も4本とも点灯が確認できた。 待つことも大事・・・ってことでしょうか。
2003/05/10 AFの精度の摩訶不思議、その3。
予告していた光源の波長の問題、料理写真家Y氏と共にテストしました。 蛍光灯(インバータ式70w)に赤いゼラチンを掛けてみたり、青いゼラチンを掛けてみたり・・・ この時の被写体は例の一万円札。 結果は前ピンだったり、後ピンだったり。 またしても原因はわからずじまい。 ・ 光源が自然光などの特別ではない場合、しかも被写体が人物の時に限れば 上半身以上の寄りの場合はピントが合う可能性はかなりアップする。 しかし、全身をカバーするくらいに引いて撮影するとピントが怪しくなることは今日も確認できた。 寄ればピントが合いやすくなることはAFに限らずMFでも良くある話。 不思議でも何でもない。 ・ 例えばEF50mm。距離目盛りを見ると3mの次は∞。 このことはニコンでも同様なのだけれど レンズの目盛りを見るとどうもその間隔が狭すぎるのではないか? (ピントリングの回転角が狭すぎるのではないか?) ニコンの場合で言えばAi-s以前のレンズでは距離目盛りの間隔が広く ピント合わせが容易だったのではないか??そんな疑問も湧いてくる。 AFレンズの場合、その目盛り間隔が広くなる事は AFのスピードが遅くなる原因にもなるのだが 正確なピント合わせのためにはマイナス要因にもなるのではないか? そんな疑問もぬぐいきれない。 ついでなのでD100にMFニコンAiーs300/F2.8を装着して自然光で全身を撮影してみた。 (300/2.8の場合無限の次の目盛りは70m,30m,20m・・・) パソコンで再生してみると思ったよりもピントは来ている。 先程の疑問点を証明しているかまでは不明だけれど 300開放の画像が想像以上にコントラスト等も含めて 好結果だったことだけは事実である。 ・ 例えば、一本のレンズが常に前ピン状態を維持し続けるのであれば ボディとレンズのマッチングが良くないと直ぐに分かるが 前ピンになったり後ピンになったりではイマイチ一貫性がなさ過ぎる。 矢張りAFの精度に行き着いてしまうのではないか・・・ そんな気もしてしまったのだった。 ・ 追伸:でもでも、一万円札テストではそれなりに寄りで撮影しているにもかかわらず ピントは甘かったりもする。 寄りだからといってビリピンではないのだ。 カメラの内部に運命をつかさどる悪魔がいて シャッターを押すたびにサイコロを投げているとしか思えない。 サイコロの確率で言えばY氏の10Dも 私の10Dも、D100もさほど変わりが無いように見えた。 追伸:05/11 1Dsや1Dの場合、ロープライスのボディとはAF性能が別格だ・・・ と言う説もある。次回のAFテストはこの辺りか?
2003/05/09 AFの精度の摩訶不思議、その2。
昨日、料理写真家のY氏が真新しいEOS10Dと50mmマクロ、35mmを持って現れた。 例によってピントを比べてみたのである。 今回は被写体は一万円札ではなく私が被写体。Y氏がカメラ係。 光源は大型ストロボだったり蛍光灯だったり外光だったりと色々。 結果から言えば、上半身以上の寄りで撮影すれば D100でも10Dでもかなりの確率で合焦していた。 しかし、全身になるとスタジオ内の場合、かなり怪しくなる。 これは絞りが開放でも5.6でも同じ。 ところが不思議なことに外光(自然光)で全身を撮影してみるとピントがきている。 分からん。何故? その時の環境光の種類による差が影響を及ぼしている可能性もある。 (事実、蛍光灯の場合、ピントに問題があると書かれたサイトもあった。) そんな訳で、次回は測距用CCDが光の波長でどのような変化を示すのか? と言う事をテストしてみようと思う。 ・ 波長なんて言うと小難しく聞こえるけれど 要は照明にゼラチンフィルターを装着して 光の色味を大きく変化させてみよう・・っていう魂胆。 まあ、どんなに画素数が上がっても ピントが来てないんじゃ話にならない。 しかもフルサイズCCDではないD100や10Dの場合 MFでフォーカシングすることは、余程のアップでないかぎり薦められない。 殆ど自殺行為である。 コンタックスNデジにはフォーカスブラケティングがあるらしいが 悲しいけれど、いっそのことニコンやキャノンもこの機能を採用して欲しいものだ。 (採用したことを褒めているわけでは決してないし、この機能がどこまで当てになるかも問題だが・・・) ・ 追伸:05/12 コンタックスのAF精度については元々キャノンやニコンにやや劣る説もある。 今回10Dは2台が集まったわけだけど 私の10Dは新宿量販店モノ。Y氏の10Dはプロショップで購入したもの。 その差も見物だったのだが、特別どちらが優れているという実感はなかった事を申し添えておく。
2003/05/07 AFの摩訶不思議。お願い誰か助けて。コンナモノナノ?
ひとつ謝らなければならないことがあります。 それは、思いつくと直ぐに書いてしまうために 後に別の事実が判明することや、記述が誤りだったりすることが有り得るということです。 ・ さて、昨日もEOS10Dに50mmをつけて人物撮影をしたのですが どうもピンの事が気になり時々拡大表示して確認したのですが (その時の露出は1/250 F2辺り) どうも合っているような外れているようなで 今朝も、念のためもう一度テストをしたのです。 距離を変えたり絞りを変えたり取りあえず手持ち撮影で一万円札テストをしてみたのです。 が、 またまた迷宮の世界。 距離によって合っていたり、外れていたり・・・ 前ピンだったり後ピンだったり・・ イッタイどうなっているの??? ・ AFってこんなものなの?(すいません。未だAF初心者なもので・・) 仕事に出掛ける前の僅か10分ほどのテストだったので 改めてもう一度トライしてみますが 信じられるものは何なんだ・・・ と大声で叫びたい気分。です。 (D100に付いてはテストできませんでした。時間の関係で) ・ 追伸:これでも一応はプロって事になってます。トホホ。
2003/05/05 何とか交換してもらったキャノンEF28/F1.8。
私のキャノンの28mm/F1.8がどうにもピントが甘い。 F4まで絞り込まなければ使い物にならなかった。 先日入手したばかりの新品である。 9群11枚構成のレンズのはずだが、私のレンズは一枚くらいレンズが足りてないのか・・ そんな気にさせる見事な描写だったのである。 一万円テストしてみたが、ピントは外れていないにもかかわらず 開放では大甘のソフトフィルターを使用したようなナマクラな画像だったのである。 周りに聞いても「キャノンは開放が甘いですよね・・」 そんな意見もあったので、こんなものかと思っていたが 余りにひどかったので、カメラ店に昨夜持参した。 2〜3分の協議の末、無事に交換してもらえたのだが (いやあ、取りあえずホントに助かりました。) EOS10Dで店内を2本のレンズで撮影して液晶で拡大してみただけで 交換してもらったレンズの方がシャープであることが確認できるほどだったのだ。 店員曰く、「そんな苦情が最近ボチボチあるんですよね。」 「これはサービスに持っていけば修理可能なんですけどねえ・・」 と、いうのだがそんなモノを売るなよ!!ですよね。 確かに35タイプフィルムカメラの許容錯乱円0.03mm辺りと比較すれば 1/3〜1/4のピント精度がデジタル一眼600万画素タイプの場合要求されるらしいのだが また、モニター上で100%で確認することは酷なことかもしれないけれど それでは困る。 更に、ボディとレンズの相性もあるらしい・・とまでいうではないの。 つまりは、一度レンズをボディとともにメーカーにキッチリ調整していただく。 これしか現時点で方法は無いのでしょうかねえ。 ・ ・・・但し、これ以上は無理、と冷たい返事をいただいてしまうケースもあるらしいし (特にレンズメーカーの場合、有り得るらしい。) 暫くの間里子に出してしまったら仕事にも差し付けえるし・・困ったもの。 ・ 追伸:どうも最近スカを掴んでしまうことが多いような気がするのは、気のせい? それとも日ごろの行いのせい? 神経質にになりすぎ? ・ どちらにしても、つまり購入した方も売ったお店もメーカーも不利益を被るわけで これは問題だと、矢張り思う。 ボディ持参でレンズは買う時代か?(チェックをしてからという事。)
2003/05/04 一眼レフタイプにおけるニコン VS キャノンの攻防。
今から書くことは、私のささやかな記憶から呼び起こして書くことなので 定かでない部分もありますが、その辺りは御容赦願います。 ・ 広告写真と呼ばれるジャンルが戦後盛んになったのは高度成長期以降のことです。 プロの写真家は、広告写真家に限らず35mmカメラで言えば、以前はほぼ100%ニコンだったと思います。 1959年にニコンFが発売され、1971年にキャノンF−1が発売されるまでの 12年間の間にニコンは、その頑丈なボディと充実したレンズ 秀逸なシステム構成で世界から広く支持を集めたのです。 (因みに1971年はニコンF2が発売された年でもありますが・・) その牙城にどのようにキャノンが食い込んでいったのか。 F−1も充実したシステム、プロ用を前面に打ち出しての広告を展開し 早くからプロサービスの窓口を作り 今でこそ有料となりましたが、当時は無料でプロ登録が出来 機材の貸し出しや格安の修理を提供してシェアを伸していったのです。 (これは、まあ良くある営業努力と呼んでもいいでしょう。 ニコンのプロ窓口が出来たのはキャノンよりも大分後のことです。) オリンピック等のスポーツ大会では、随分沢山のレンズを貸し出したはずです。 これはキャノンもニコンも現在はどちらも行っていますが プロ窓口を先に作ったキャノンが先行したのは頷けます。 また、キャノンが望遠系を黒ペイントからグレー系にしたことは 技術的な背景があったとはいえ、十分な広告効果も考えてのことだったでしょう。 ・ さて1985年、世界初のオートフォーカスカメラ α7000がミノルタから発売され 世界は一気にAFを目指しました。 86年にはニコンがF501、87年にはキャノンが遂にFDマウントから EFマウントに変更してEOS650を投入していきました。 88年にはニコンがF4を発売。 (この年フジがメモリカード式デジタルカメラDS−100を世界で始めて発売する。) そして89年キャノンはEOS1を発売。 いち早く超音波モーターも採用しAFならキャノンの信頼を獲得しました。 実際、そのサービス体制もさることながらEOS1のAFには定評がありました。 スポーツ系の写真家を中心にシェアをジワジワ増やしていったのです。 (私を含めて?ニコン派のプロはつい最近まで、若しくは今でもMF派が多かった?。) ・ さて、AFの問題は未だ決着が付いたわけではありませんが、舞台はAFからデジタルに移行しつつあります。 つまり第2ラウンドの開始。 序盤はD1、D1X、D100と快調に飛ばしたニコン勢が一歩リード。 そこに1Ds、10Dのキャノンが反撃のチャンスを掴む。 ・ Fマウントに固執したニコンが不利になるのか? あらたな秘策で一気にばん回するのか? もうすぐ第2ラウンドの中盤が始まろうとしている・・・のでしょうね。
2003/05/02 EOS10D活躍。
5/1日、午後6時、超急ぎの仕事がありEOS10Dで撮影をした。 何を撮影したのか? ジュエリー2点、人物(女性)2点。 納期は5/2日の夜9時。 ジュエリーは多少の修正を必要とする場合もある。(人物もだけれど) しかも人物はモノクロのプリントも欲しいらしい。 (ついでに言えば、何故かモノクロのポジも希望している。) こんな時は迷わずデジカメを選ぶ。 その場でセレクトも済ませていたので後も楽。 撮影自体は思いの外順調に進み夜9時半くらいに終了。 人物のデータは早速フォトショップで彩度0に設定し 肌を多少キレイにしてあげてA3ノビのマット紙で出力(PM−4000PX) 10Dのデータを大きく伸してみたのは一万円札テスト以外では、初めてだったのだけれど 実に見事。F8辺りで撮影されたバストアップカットの写真は 明らかに35mmポジフィルムをスキャンするよりも高解像度。 B/Wフィルムからプリントするよりもいいかも。 6X7に十分匹敵する仕上がりと感じた。 レンズはどれも50mmで撮影したのだが、絞ればホントにシャープ。 物のポジ出力はメノバシをして4X5で行ったが モニターで見るかぎり、恐ろしいことに結構いけてしまう。 ・ さてデータはポジ出力では何時もお世話になっているEAST WESTの サーバーに今朝送信、今日の午後上がってくるはずである。 取りあえず一安心か。 ・ 追伸:写真は今はまだお見せできないのが残念。おいおい、そのうちに・・ ・ そうそう、10Dの電池の持ちの話。 4/30日は取材の仕事で一日撮影していたのだけれど (データ量はJPEGラージで1Gよりも少し多いくらい。) D100に比較すると心情的には持ちは半分。 予備電池は必須。出来れば予備を2本、欲しいところ。 (10Dの電池の容量自体がD100よりも小さい影響もある。約8割の容量) ・ 何度も書くけれども、スリープからの復帰の遅さと再生のスピードがスローな点 十字キーの無い点が実に惜しい、ホントに悔しい。
2003/05/01 キャノン1Ds、10D、ニコンD100における許容錯乱円の話。
再びI氏から最新デジカメの許容錯乱円についての メールをいただきましたので掲載します。>D100や10Dクラスですと許容錯乱円の値は、イッタイどのようになるのでしょう・・
1Ds は,画素ピッチ=縦サイズ24000μm÷縦画素数2704=8.9μm(0.0089mm)で,
10D は,同じく縦サイズ15100μm÷2048=7.4μm(0.0074mm)です.
厳密には,総画素(入力画素数)の外周を3%ほど切り取って出力
されるので,出力画素数で割るのではなく,入力画素数で割るべきなのですが,
正確な入力画素数がわかりませんので.>また、ここまで小さいとレンズとの解像力の問題で
>画素数的には矢張り限界が見えたって事でしょうかねえ。それがそうでもないんです.
ズームはともかく,単焦点レンズは,中心では100〜160本/mmくらい
解像します(周辺はその半分くらいですが).
単純に考えれば,本/mmは白黒の2画素/mmですから,
200〜320画素/mmとなり,画素ピッチにして3〜5μmまでなら
解像度は上がっていくはずです.それより小さくなると
レンズの解像度の限界にぶつかります.
(モアレは出なくなってローパス不要になり,案外いいかもしれませんが)
試しに,シャープな単焦点望遠レンズに2倍テレコンをつけて撮られると
テレコンなしより,細かいところまで解像することを実感できるはずです.
これは,とりもなおさず,レンズの解像度にまだ余裕がある証拠です.しかしながら,フィルムの解像度や銀塩ノイズがレンズの解像度を
スポイルしますので,できあがった写真に関しては,1Dsは銀塩を
追い越したと思います.つまり,デジカメの解像度は,すでにフィルムを越えて,レンズの
限界に挑みつつあるといえます.将来的には,大判の解像度を
越えるのも夢ではないと思います.しかし,画素数的に限界というのも現状では事実と思います.
AF精度や周辺部の収差など,問題は山積していますから.>Iさんの中判用レンズの解像度の話を聞くと中判用デジタルバックも
>存在価値があるのかとも思いますが、その辺りはどう思いますか?結論からいうと,ここ数年位は,銀塩の4×5が,中判デジに
とってかわられ,さらに将来的には,35mmデジのAF精度や
周辺部の収差が改善されて,35mmにとってかわられ,
中判デジは消えていくか,銀塩の8×10のような特大伸ばしの
用途で細々と生き残るのみとなるのではないでしょうか.
理由としては:
・35mmデジが,大判並の解像度をもつ可能性があること
・中版は重くかさばること
・中版はレンズが暗く,ラインナップも乏しいこと
・中版はAFレンズやストロボシステムの蓄積が少ないこと
・中版はミラーショック,シャッターショックが大きいこと
(レンズシャッターか,CCD電子シャッターで生き残るかも)ところで,キヤノンのズームレンズのAF精度は,
少し褒めすぎたかな,という気もします.
というのは,F3.5-5.6で,かろうじて深度内に
収まったということは,単焦点やLズームなどの
F2-2.8クラスだと,深度が約半分ですから,
収まらないことになります.いずれにしても
テストしてみないことには分かりませんが.ま,前回,けなしすぎたからちょうどいいんですけど.
ではまた.
毎回余りにも的確で美しい答えを用意していただけるI氏。 誠に心強い味方に知りあえたと深く感謝いたします。 これからも良きアドバイスをお願いいたします。
2003/04/29 そうは言ってもデジカメ様々な日々。
気が付けばサイトを立ち上げて2年が過ぎ、デジカメを仕事に使いだしてからは約10ヶ月。 ホントに早いものですね。 最近ではデジカメの使用頻度が一番高いかと思うほど良く使いますし 兎に角35mmタイプのフィルムの消費量は激減しました。 先方からデジタルで撮影して下さい・・そんな指定も増えつつあります。 今ではミックス光による人物撮影でのフィルム撮影は考えにくいですね。 又、慣れてしまえばホントに楽です。 チョットした取材なら電車で行けるほどのコンパクトさに機材は納まりますし全くデジカメ様々です。 ・ が、デジカメが完成されたものなのか?となるとそうでもない。 AF精度の問題、レンズの解像力の問題 ローパスフィルターの問題、ホワイトバランスの問題 ダイナミックレンジの問題、書き込み速度の問題・・・ 実に多くの問題がまだまだ山積しているのです。 ニコンにしろキャノンにしろそれぞれ長所短所を持ちあわせているようですし パーフェクトと呼ぶには早すぎます。 ・ ニコンD1が発売されたのが99年の9月、僅かに3年半前の出来事です。 世間ではパソコンの平均寿命が約3年と言われていますが デジカメの平均寿命はパソコン以下のようですね。現在のところ。 D100や10Dの3年後の所在も全く不明でしょう。 しかし、画素数的には600万画素あれば多くの仕事の8割は賄えます。たぶん。 未だ問題は山積しているとはいえ 600万画素クラスのデジカメは、つまり旬です。 この事は東京都内のカメラ店で未だ10Dが予約販売されていることが 何よりも雄弁に物語っているでしょう。 (私はタマタマ電話をかけたヨドバシ東口店でキャンセル品を ラッキーにも入手することが出来ましたが。) ・ 問題は実はまだあります。 納品方法やらベタをとる手間がかかること。 休日だというのに、今日もスタジオにいるのは正にそのためなのです。 コンパクトフラッシュを多数用意すれば そのままお持ち帰りいただき、後で送り返していただくという手もあります。 これは今咄嗟に思いついた方法ですが意外にイケルかもしれない。 或いは先方にメディアを用意してもらう。これも手としてはありでしょう。 今度トライして見る価値は十分にある? ・ (楽することばかりを考えるな・・・天の声)
2003/04/25 デジカメ、一万円札テストの追試報告を頂きました。
新藤修一 様,はじめまして
I(福岡市)と申します.
『後書き・独り言』,楽しく拝読しております.
万札テストを追試しましたので,お知らせします.
上の画像はIさんによってF2(開放)で撮影されたもの。(MFでマグニファイアー使用。) この他にもF2とF8の中心部と周辺部の比較も送っていただきました。 因みに使用レンズは純正ではなく中望遠系他社製のようです。 F8では更にキリリとした描写を見せたことは言うまでもありません。●条件
カメラ:EOS-1Ds
レンズ:手持ちの中で最高と思うレンズ(開放F値2)
フォーカス:マニュアル(マグニファイアー使用)
フィルター:なし
光源:ストロボ(バウンス)
ホワイトバランス:ストロボ
シャッタースピード:1/125(室内照明の影響がない程度)
アンシャープマスク:なし
記録方式:JPEG Large
その他設定:カメラの初期値●解説
縦27cmの画像は,画面の縦一杯が27cmとなる画像
ただし,1Dsと10Dは撮像板サイズ,画素数が異なるので
直接比較はできない(勝負にならない).
そこで,新藤氏HPのテストと同条件にするため,
画面の縦一杯が32cmとなる画像を主に掲載した.
この倍率だと,等倍表示で等しいサイズとなる.試しに,ケンコーのUVフィルターを装着してみたが,
ほとんど差はなし.
また,三脚固定で,蛍光灯下で1/15秒程度での撮影は,
かなりしっかりした三脚にも関わらず,ストロボと比較すると
かなり甘い.ボールヘッドより,通常の雲台の方が良結果.■
お返事ありがとうございます.
>しかし、Iさんのテストでは見事にシャープですね。開放から。
>レンズは何ミリだったのでしょうか?
当ててみられませんか?
ヒント:中望遠です.>普段はAFをお使いですか?MFですか?
キャノンのAFは精度が低いので,現在手持ちのキャノンレンズは
まったくAFでは使えません.明日から比較的新しいキャノンレンズの
テスト(AF,解像度など)をして,いい結果がでれば使うつもりです.>追伸:1Dsの使い心地は如何ですか
とにかく,ピントやぶれに対して中版なみにシビアですので,
撮影後,拡大再生でチェックしたいのですが,拡大率が
低いため使い物になりません.AFも,三脚も,焦点距離分の1の法則も
ミラーアップも,すべて信用できなくなってしまいました.
一からテストやり直しです.ちなみに,10DやD100は,さらに2割ほど
画素ピッチが狭く,ボディーも軽いので,さらにシビアと思います.また,レンズテストにあまりにも最適なカメラであるため,ついテスト
してしまい,結果を見てしまうと使う気になるレンズが非常に限定
されてしまいます.特に開放で周辺部がダメなレンズが多いです.
いまのところ,お見せした1本しか合格していません.
この点,APSサイズ一眼デジカメのメリットは大きいですね.
1Dsで本気で撮るなら,中版用のレンズを探した方が早いと思います.このカメラは,解像度重視のため,ローパスが弱く,色モアレが
結構出ます.万札は今までで最高に出ましたね.あとは,建物や
布地などの格子部分で出ます.しかし,いずれも人工物であり,私の
主な被写体である自然物では,ほとんどお目にかかりませんので,
問題ありません.フォーカシングスクリーンは評判通り,素通しに近く,MFが
困難です.Talbergの入荷待ちです.ISO感度を上げても,ノイズが予想よりはるかに少ないのは嬉しい誤算でした.
連写速度は私としては秒3枚で十分なのですが,起動,再生が遅いのは,
少しマイナスです.総合的には,よくできたカメラです.以前,返品したコンタックス
Nデジタルの3倍以上の値段を出してもいいカメラです.
逆に言えば,Nデジは30万でも買いません.それなら10Dを買います.
ただ,このカメラの性能を十分引き出せる人は,1割以下と思います.
私も,なんとかその1割に入れるように,腕(脳)を磨きたいと思います.■
書き忘れたことがありました.
感度は,全てISO 100です.
露出(ストロボ強度)は,F値によって微妙に補正をかけています.
(なぜ補正が必要なのか不思議ですが,まだ原因はわかりません)
周辺の画像は,フルサイズでの周辺です(つまり10Dの視野外).D100が甘い原因の正確な究明には,ストロボ撮影で,十分な性能の同じレンズ
(例えばニコンの105mmF2.8マクロ,10Dにはマウントアダプターで装着)
を使って,マニュアルフォーカスで,さらにシビアにピントをずらして撮影し,
その結果を見る必要がありますが,私としては,ローパスの差が一番
可能性が高いと思います.ローパスは,モアレ防止の目的で,わざとレンズの解像度を落とすための
いわば磨りガラスのようなものです.肉眼で見ただけでは,ローパスの強さ,
つまり磨りガラスがどの程度,素通しに近いか(素通しに近いと弱い)は,
わかりません.
14nはローパスなし,1Dsは弱め,Nデジタルは強めのローパスが入っています.
もし,10Dには1Dsと同程度,D100には,1DsとNデジの中間程度のローパスが
入っていると仮定すれば,うまく説明できます.■
>質問の答え:私はキャノンでは初心者なので詳しくは分かりませんが
>テストされたレンズは100mmですか?焦点距離は当たらずとも遠からずです.
実は,キヤノン純正ではなく他社製です.
EOSはフランジバックが小さく,口径が大きいので,
マウントアダプターがいろいろあります.
他社レンズを楽しむなら圧倒的に有利です.>中判用レンズを探す話ですが、中判用の場合推測ですが
>解像度では35に劣ると思うのですが如何でしょう。概してその傾向はあるようですが,中にはいいのも結構あります.
アサヒカメラ診断室によると,例えば,ニューマミヤ6用
(交換はできませんが)の75mmF3.5は,
開放中心でmmあたり160本,中版の周辺で70本解像します.
35mm版に使った場合の周辺は100本です.
マミヤ645用のセコール80mmF2.8は,もっといい成績
だったように記憶しています.対してニッコール85mmF1.8Sは,開放中心で125本,
周辺で85本.しかもニッコール等は,1段絞っても
周辺光量低下がありますが,中版用レンズを1Dsに使うと,
開放から均一というメリットがあります.
もっともニッコールもF3.5まで絞れば同等かそれ以上には
なるので,この勝負引き分けってところでしょうか.自分としては,開放から使えるという方が,割り切りが
あって気分がいいような気もします.
まあ,AFや解放測光などの使い勝手のこともありますから,
結局は純正レンズに落ち着くだろうとは思いますが,
画質を最優先するなら,中版レンズも選択肢になりうるという
程度の話でした.
Iさんは私などよりも遥かに信頼できる方ですので 私が今まで書いてきたことよりも信ぴょう性があるように思います。 ニコン対キャノンなんて小さなところで 悩んでいても話にならない・・・?? ・ ・ 信じる者は救われる・・・知らぬが花・・・ さあドッチ。
追伸:2003/04/30 I氏から訂正のメールを頂きました。ところで,連休前に入手したEF28-135F3.5-5.6 IS USMのAFテスト結果です.
その前に,被写界深度の計算結果と実測結果を説明します.
許容錯乱円の直径は,銀塩時代の最もきびしい設定でも,フィルム面の
対角(43.267mm)の1500分の1程度(0.0288mm)が多かったようです.
しかし,これだと,1Dsでは,深度内でも明らかにぼけて見えます.
では等倍観察で実際にボケて見えない範囲を実際に見てみますと,
例えば28mmF3.5では,±10mmです.
この値から1Dsの許容錯乱円を逆算してみますと,ちょうど画素ピッチに
等しい0.008mmとなりました.巷でいわれているように,やはり,
高画素デジ一眼の深度は,見かけ上,かなり(3〜4倍)浅いことが確認できました.
(もちろん銀塩でも,同じ倍率で観察すれば許容錯乱円も同じはずです)さて,AFの精度ですが,結論から言って,予想以上に優秀でした.
このレンズの28-70域では,15枚すべてが,±10mmに収まっていました.
サービスにAFの微調整を出す覚悟をしていただけに,嬉しい誤算です.
「キヤノンのAFは精度が低い」という前言を撤回いたします.それより望遠側では,ちょっと前ピン側にばらついて,0〜-25mm
という結果でした.ただし,この領域はF5.6であり,被写界深度は
計算でおよそ±17mmに増加します(等倍の実視でも同様)ので,
8枚中3枚が,わずかに外れる程度です.
ちなみに,-25mmの前ピンでは,万札の福沢諭吉のエリの格子模様を
識別するのは困難ですが,アンシャープマスクをかけると楽に見えます.私が以前テストしたレンズが古い設計のレンズだったこと,
お知り合いのEF180mmF3.5LマクロUSMが開放からピントが来ていたこと,
今回のレンズがかなり優秀な成績だったことを,考え合わせると,
D60発売以降,メーカーもAF精度を上げる努力をしていたのでは
ないかと思われます.今後は,できるだけ新しい設計のレンズを
購入していき,ずれている場合に,サービスがAFの微調整を
してくれれば,なんとか使えるのではないかと思っています.追伸:
撮影範囲の縦が320mmだと,28mm側では,ほぼピントの合う至近距離
になってしまいます.自分としては今後は,縦360mm(倍率1/15)か,
480mm(倍率1/20)のチャート板を作成して,万札や斜めに置いた
モノサシ(AFテスト用)などを撮影したいと考えています.
2003/04/24 二コ爺、バイリンガルになる。若しくは両刀使い。ニコンD100&キャノンEOS10D
タイトルだけで内容はバレバレ。 お差しの通り、二カ国語を急に話せるようになったわけではなく 二コ爺だったはずの私がキャノンユーザーにもなってしまったのだ。 何故?と思われる方も多いと思うのだが 一つは645〔マミヤ645pro一式)をオークションで処分してしまったため。 もう一つは、チョット触っただけでは10Dについて 若しくはキャノンについて絶対的なことは分からない。 今まで、どうしてもキャノンの良い部分ばかりに目が行きすぎていたのではないか? そんな気持ちからよりフェアを目指した結果・・か。 ・ 昨日から早速実戦使用テストを開始した。 昨日は物撮り。今日は人。 ついでに50と28mmのレンズテストも改めて・・ (と言うかレンズが未だ2本しかない。) 散々D100については書いてきたので10Dを中心にレポート。 ・ 何よりも嬉しいのは液晶の色味がかなり信頼できる。D100の異常な青さはどう見ても解せない。 ノートタイプパソコンを持っていく必要が緩和されるだろう。 プレビュー(再生)のスピードは矢張りD100の勝ち。 AFの精度についてはビミョー。 D100でもそうだろうが、7点の合焦点それぞれについてテストしてた結果は、 僅かに前ピン気味だったり後ピン気味だったり・・癖を確実に把握必要があるかも。 それから最も大事な点。 Lタイプ(赤ラインつきの高価なレンズ)はテストしていないのだが 50mmと28mmについて言えば開放での描写が想像以上に甘い。 この問題はキャノンユーザーの何人かにも聞いてみたが殆どの人が同意してくれた。 絞れば恐ろしくシャープにはなるのだけれど、イマイチ残念。 50mmで言えば2.8までは絞りたい。 絞りが開け気味な描写が好きな私としてはチョット辛い。 AFと言えば7点から選択するときのこと わざわざ右肩のスイッチを押してからでないと合焦点を移動できない点は使いにくい。 矢張り十字キーが欲しい。 10Dの合焦音は評価できる。〔オフにすることも可能だし) ・ ISO感度が10Dは100から使用出来る点は大いに評価したいところなのだが 残念ながら160くらいはあるみたい。 大型ストロボ使用で単独露出計と比較すると一目瞭然。 露出計の指示通りに撮影すれば必ずオーバーになる。 ・ 10Dではスポット測光が使用出来ない点は寂しいことだけど キャノンの評価測光は想像以上に使える。 風景などではD100が向いている感じがするのだが 〔簡単に言えばD100は、ややアンダー気味に撮影される。) 人物を自然光で撮影する場合、評価測光+多少の補正で殆どイケル。 D100で人物を撮影する場合は私は今までスポット測光を使用していたが 評価測光ならばスポットは必須ではない? 測光と同じ傾向を見せた点がオートホワイトバランス。 D100が元の雰囲気をかなり残すのに比べて10Dはかなりキレイに補正をしてくれる。 この点は一長一短。 これまた自然光での人物撮影の仕事ならキャノンが安全か。 風景ならニコン、人物ならキャノン? ・ キャノンの優れた点。接写用エクステンションチューブ。〔接写用リング) AFモーターがレンズ内なので接写リングを使用しても何の苦もなくAFが動作可能。 これは嬉しい。 ・ 10Dのスリープからの再起動のスピードは頂けない。2秒近くかかる。 この点は惨敗。何とかして欲しい。 (スリープ設定をオフにすることで解決できるが。) ・ 10Dのバッテリーチャージャー。D100同様小型でしかもACコードがD100と共用できる! 充電中何処まで充電が進んだか確認できる点は褒められる。 恐らく電池の持ちはD100が有利らしいのだが パワーショットG2やG3等のコンパクトタイプと同じバッテリなのは 共用できるし、何よりも長期にわたって入手できそうで安心感がある。 噂では数年前のデジカメのバッテリーは既に入手困難になってしまった機種がかなりあるらしい。 ・ 追伸:ニコンとキャノン。規模の差はあれ、どちらも世界を代表するメーカーであることに変わりはない。 そして写真の流れがデジタルになりつつあることも変わりがない。 でしょ。 追伸:2003/05/05 10Dの操作性はD100に比べて慣れると使いやすいようだ。 右手だけで通常使用する殆どの設定を変更可能。 マニュアルでのホワイトバランスの取り方も一手間キャノンは多いのだけれどやりやすい。 ・ しかし、難点もある。 ボディが何処と無く大振り、レンズもUSMのせいか大きい。 首からぶら下げて歩くには、どうも相応しくない。
2003/04/23 久しぶりに史上最強のD100を使用した。
上の写真。プラスチックで作られたチョット不可思議な物体。 詳しいことは省くけれども例の20年間の眠り〔PB−4が生産中止になってからの推定時間のこと。) から覚めた史上最強のD100で撮影した。 これでなければ撮影できないのか、そう問われれば答えに窮するのだが アオリがいい感じに利き、メデタシメデタシ。 ホントは単品も撮影予定だったのだけれど 先方が「これ一枚でバッチリですね。単品はいりませんね。・・・」何て事になってしまい 良かった様な悪かった様な、殆ど拍子抜け状態。 こんなことなら単品からスタートするべきだった? ・ この物体は未だβ版で完成度がイマイチだったのだけれど そこはそれ、私のライティング技術とフォトショップのワザでもって この通り。キレイになってしまった。 ・ ハッ? 物がフォトジェニックだからキレイに見えるって? まあ、そうとも言えるのだが・・ここは私の手柄ということで。 ・ 追伸:正直に白状すると最強のD100〔改造PB−4付き)は久しぶりに使用した。 簡単な物の歪みはフォトショップ上でも補正が出来るし ピントの問題も別撮りすれば回避できないこともないのだが チョット4x5チックでいい感じだった。 伸し用レンズのカラーバランスに問題がある点を除けば。 必ずマニュアルでカラーバランスをとり、ついでにPQカードを写し込んでおくことが必要。 この点がとても惜しい。 ・ それから、この時はフジのS2Proをボディに使用したのだけれど グリップ辺りが邪魔をしてPB−4との相性がイマイチ良くない。 縦位置、横位置のレボルビングにやや支障をきたす。 この問題は恐らくD1やD1Xでも同様だと思うので要注意か。勿論D100ならば問題なくクリア。
2003/04/20 二コ爺でもある写真家の独り言。
巷ではニコンユーザーの年齢層が高いことを良いことに? 彼等を総称して二コ爺〔二コジー)と呼んでいるらしい。 勿論そう呼んでいる人達はニコン以外の機種のユーザーであろうと推察される。 〔或いは自嘲気味に語られることもあるやもしれぬが) 実は、ここには極めて大きな問題が提起されているのだ。 ニコンユーザーの年齢層が高齢化している、 つまり若年層のユーザーが他社に集まりつつあるということ。 また、ニコンが良くも悪くも保守的なのでは・・との認識があまねく行き渡ってしまった、ということ。 これは、ニコンユーザーの私としては歯がゆくもある。 その原因は一体なんだ? ●デザインの新鮮味の無さ。特にデジカメを含めたコンパクト系のデザインの完成度は やや問題があると言わざるを得ない。 (新鮮味の問題ではなくデザイン上のシンプルさや完成度の問題か?) ●AF技術の軽視。例えば合焦点の数。 高齢化が進む現在、益々AF化を推し進めなければ時代に遅れる。 それでなくともユーザーは二コ爺なのに。〔視力が衰える、近くのものが見えにくい。) ●同様に超音波モーターの採用の遅さ。手ぶれ補正機構の採用の遅さ。等々。 ・ 大雑把に言えばこんなところか。 何でも新しければ良いとは思わないが古ければよいとも思わない。 ・ 例えばキリンビール。これは三菱グループであることも共通だが、矢張りニコン的。 王者であることに甘んじてしまい気が付くとアサヒに追い抜かれてしまった。 個人的には代わり映えのしない力任せのスーパードライの宣伝は好まない。キリンを好む。 が、アジ的にはサッポロ黒ラベルか、悔しいけれどスーパードライ、どちらかが好きかも。 ・ 例えばトヨタ。嘗てユーザーの高齢化に悩まされた時期が あのトヨタにさえあった事を貴方は覚えているか? 事なかれ主義、否、80点主義と呼ばれていた時期があった。 カローラ、マークツーを筆頭にクラウン、コロナ・・・ 多くの車種でそのような烙印を押されてしまったのだ。 ・ 今は御存知の通り、すっかり王者の風格を取り戻した感があるが。 ・ ・ このままじゃホントに愛想をつかされるよ、マジで。 今後のハッキリとした展望を明らかにする時期に来ている。 写真とは何なのか? フィルムカメラの行く末。Fマウントの行方。デジタルカメラの将来像。 もう、これは日本経済と一緒。 先が見えない事にみんなが苦しんでいる今こそ、ユーザーに将来像を語る時期なのだ。 安心を与えるべきなのだ。 と、今のところ二コ爺でもある一広告写真家は思う。
2003/04/18 某有名国立大に見るMACの現状。
ここ2〜3年某有名国立大学の仕事をすることがあり 先週も研究センターのある場所に撮影に出向いた。 パンフレットのために先生がたを撮影したのだが面白かったのはパソコン。 かなりの確率でMACを使用している。タワータイプありimacあり eMacありibookありpowerbookあり、何でもある。 「スゴイですね、MACだらけですねえ」 と言えば 「ええ、ウチはMAC天国ですよ。」と しかも、それだけならまだ驚かないのだが、ほぼ全員OSXで動かしている!! 「あらら、もう皆さんOSXなのですか? 何故?」 と聞いてみると 「ん〜、アタラシ物好きだからじゃないですかあ・・」 とのお答え。勿論仕事で使用しているはずで支障は無いらしい。 今までMACの話はデザイナーとする場面が多く 彼等はフォントや出力センターの問題があってナカナカOSXには踏み切れないでいるらしいのだが デザイナーではない私の場合、フォント等の問題には余り縛られない。 多少プリンター等のドライバーの問題はあるにせよ移行がマッタク不可能なわけではない。 しかし、未だにスキャナーはスカジーだし それ以外にもHDDも一台まだスカジー。 殆ど使用していないとは言えMOもだ。 自宅で使用しているMACと言えばUSBすら付いていない。 MAC互換機トホホバージョン。 勿論G3以前の20世紀型。台湾製。 どうやら私の場合21世紀型まで、まだまだ道のりは長いというべきか。 ・ 追伸:研究所の全ての分野がMACで占拠されているわけではありません。 あくまでも、タマタマ先日伺った分野ではの話です。
2003/04/15 フジ FinePix F410を暫く使ってみて。
デジカメ日記にしばしば登場するフジFinePix F410。 今週一杯くらいで返却しなければならない様子なのだが せっかくこうして手元にあるうちにテストしてあげようと思い 取りあえず恒例の一万円札を撮影してみた。・
縦27cmのアクリルに貼り付けた一万円札をこんな具合に撮影。
上:望遠側 窓越しの自然光〔外は雨)絞りは開放。100%画面から切り取る。 下:ワイド側 絞りは開放。F2.8
このタイプのデジカメのAFはステップ式が殆どだと思うがワイド側では ご覧のようにやや前ピン。 望遠側では全体的にモヤがかかっている感じがする。 100%再生で確認すると多くの300万画素の他機種同様ノイズも見られる。 このデータをヤッパリと思うか、それとも意外に思うかは見た人次第。 私は、想像以上に良い、そう感じた。 解像度も開放でこの描写なら文句無く合格でしょう。 何より驚いたのはアンシャープの効きがクドクなく、ここ数年のデジカメの急速な進歩を感じた。 シャッターのタイムラグも少なくホワイトバランスの取り方も驚くほど上手。 露出も実に想像通りの露出に仕上がっている。 38〜114mm相当の3倍ズームレンズも思ったよりも歪みが小さく これでワイド端がもう少し広ければいいのに・・ 28〜80mmくらいの良く出来たズームをつけたデジカメは ナカナカ存在しない。 〔クールピックス5000があるにはあるけれど) ついでに言えば24〜50mm辺りのズームで開放が明るければ尚良し。最高。 話がそれてしまったけれど、このズームレンズ、写りもさることながら 手で触ってみると意外にしっかりしている。 グラグラするレンズって精神的に苦痛感がある。 ・ D100や10D、S2Pro辺りと比べれば当然、歴然とした差が存在するのだが 小さなCCDを使用することで大きなコストダウンや小さなボディが可能となった。 その上恐ろしく深い被写界深度が稼げる。 これは大きなCCDをもつデジカメには逆立ちしても不可能。 〔一部にアオリを使用出来るレンズも存在するが・・) 例えば室内の複数の人物を自然光で撮影する場合、一眼レフならば 露出の都合上開放に近い絞りを選択することが多く一人のみにピントが合った 写真にならざるを得ない。 それに対してこの種の小さなCCDを持つカメラなら 開放でもパンフォーカスに近い写真が撮れる。 どちらが良いかではなく可能である点を評価するべき。 また、何も悩まずにシャッターを切れる点が初心者にとっては嬉しいだろう。 (プロでもデジカメに関しては全てカメラ任せで撮影することが結構ある。特に風景やスナップの時など・・・) ・ 敢えて言うならば余りに簡単すぎてしまって この手で写真を撮影しているという実感が乏しい感じがすることか? まあ、これは無い物ねだり。 何にでも難癖はつけられる、そんな見本。 サブ機として300〜500万画素クラスのデジカメは一台あるとキット便利。 因みに300,400,500万画素を比較すると400万画素は無理が無く CCDも300万画素の1/2.7インチに比較すれば1/1.8インチが殆どでノイズが急に少なく見える。 ・ 追伸:デジカメ日記にも使用感や写真載せています。ご覧下さい。
2003/04/14 一眼レフタイプカメラのピントの問題は、まだまだ改善の余地がある。
4月6日にCAPA2003年1月号で一眼レフのピント特集をを組んでいて それが入手出来ない話を書きましたが 八王子市のK氏の御好意で2001年6月号分と合わせてコピーを手に入れることが出来ました。 助けてくれる誰か、応援してくれる誰かの有り難みを改めて感じた次第です。 どうもありがとうございました。 ・ さて、それらの記事によればピントの精度はレンズの種類によっても変わるものらしい。 また、測距点が中央とそうでないところとでは当然異なるようです。 メーカーによる差もあるようですが CAPAによればキャノンとニコンを比較した場合 特別ニコンがAFに関して劣っているとは思われません。 CAPAのテストはフィルムカメラによるものでしたが 私がおこなったテストも含めて少なくとも言えることは 肉眼よりはAFの方が精度が良いこと、この一点は揺るがない事実でしょう。 ・ ところで、一眼レフの場合、測距用CCDはクイックリターンミラーを経た光で 距離を測定するために直接CCDに到達する光とは微妙に異なることが考えられます。 いっそのことコンパクトデジカメのように 直接撮影用CCDを利用して測距し光学ファインダーと液晶ファインダーを 選択できるようにすると言う手もあるのではないでしょうか。 どちらにしてもAFが肉眼よりも優れているのだとすれば 光学ファインダーでなければならない理由を見つけることは難しいことです。 コンシューマー機でそんなデジカメがあったと思いますが 液晶の性能が数段アップすればレンズ交換式一眼レフタイプでも不可能では無いと思うのですが。 ・ 改めてピントや解像度の問題は奥が深い。 ナカナカ手ごわい問題なのだと今回認識した次第です。 35MMタイプ一眼レフはもう既にかなり完成しているものだと思っていましたが 実はまだまだそれ程でもない・・ つまり、嬉しいことに?これからも進歩の余地が十分に残されているってことです。 ・ 学研が発行しているCAPA、今までチラッとしか見たことがなかったのだけれど 意外にオモシロイ、頑張っている。そう言えばデジタルCAPAなんてのもありましたよね。 ・ 追伸:04/16 異なる焦点距離のレンズに交換して本当にピントの位置が異なるものなのか? 借り物のD100ボディですがテストしてみました。 24〜85mm/F2.8〜4.0、35mm/F2.0、50mm/F1.4、85mm/F1.4 この4本で例によって一万円札+スケールを開放で撮影してみたのです。 〔今回はレンズを変えてもカメラ位置は固定、50mmで受光面から万札までの距離102cmが基準。) 結果は24〜85の85側で約2cm後ピン。 24〜85の50mm辺り、画質の低下が大きくピント位置不明。やや後ピンか。 24〜85の24側、被写体が小さくなりすぎピント位置不明。 35mm 約3cm前ピン。 85mm 12mm前ピン。スケールのピントが合っている部分はとてもシャープ。 50mm 約1cm前ピン。 と言う結果でCAPAに書かれていたことは本当ということになるのでしょうか。 〔今回は写真は割愛) 測距点は当然5点の中央部。 ピントは測距用のCCDによって行われるはずだけれど レンズによってピントが変化してしまうのは不可解。 全てのレンズが前ピンというような結果ならまだ納得できるのですが。 ・ 知らないって事は幸せなこと?
2003/04/12 予期せぬ結末。キャノンEOS D60、フジ FinePix S2Pro、ニコンD100
4月11日、キャノンEOS D60、フジ FinePix S2Pro、ニコン D100 この3台を集めてあらためてテストを行った。 できれば10Dもと思い、ナショナルレンタルや銀一レンタル辺りも当たってみたのだが どちらも残念ながらまだレンタルしていないとのこと。 さて、今回は一万円ピントテストを中心に色味やラチチュードまでテストを する予定でいたのだが、いざテストを開始してみると大番狂わせの連続。 ピントが外れたときにどの程度外れたかを確認できるようにスケールもシッカリ用意したのだが 一番バッターのD60+50mmF1.4の開放をibookで確認して驚いた。 2〜3cmも後ピンだったのだ。 F1.4からF8まで3枚ずつ1回ごとにピントを移動させ AFでシャッターを切ったが全てのコマでヤヤ後ピンだった。 〔F8辺りではピントはソコソコには見えてはいるが) 取りあえずD100にバトンタッチ。 このD100は4月10日にも書いたがニコンからの借り物で普段私が使用しているボディではないのだが このボディも同様に50mmF1.4からF8まで3枚ずつ撮影。 こちらは全ての画像が約1.5cm前ピンだった。
ニコンD100 上下ともに50mmF1.4の開放。 オートホワイトバランス、自動露出。下はその部分拡大。
光源はピントテストでいつも使用する米国製70w高周波点灯の蛍光灯。 スケールは万札に対して約45度の角度で取り付けられている。 ついでなので白状してしまえば、この蛍光灯は色温度が9000度もあり フィルムで撮影すると青緑がカブリ、空恐ろしい色になる。 それをノンフィルターでこれだけの色を再現してくれるのだからデジカメのAWB、実に恐ろしい。 厳密に言えばグリーン系が残っているがこの程度なら直ぐに補正できる値だ。 ・ 次にD60に戻り、仕方なくマニュアルで距離リングを少しずつ移動し 最もよいコマをフォトショップで確認して見たのだが ナンバーはかなりくっきり見えているものの10Dでは見られたエリの模様までは確認できず。 ・ 一眼レフボディの場合工場出荷時に、全量ピントのチェックを当然受けているものと推察されるが このようにピントに誤差が出てしまう原因は一体何なんだ? 一眼レフの場合、ファインダーで確認する光景は必ずしも受光面とは一致しない。 レンズから入った光はクイックリターンミラーからファインダーに導かれその途中に測距用のCCDがある。 ミラーに触ってはいけないのはピント精度に大いに影響を及ぼす可能性があるからである。 次に怪しいのは測距用のCCDの取り付け精度・・・ ・ しかし出荷時にピント精度をチェックされているはずのボディがこのようになるのだとすれば せめてピントのチェックくらいは小まめに自分でテストしてみるしかないのか? 正直な話、今回の一連のテストをしてみるまで、これほど一眼レフのピントに 使用状況や経年変化で誤差が生じるとは想像していなかった。 また、遠、中、近の3点でのピントテストも予定していたが ややシビアすぎることを除けば近だけで理論的には十分なはずである。 そんなこんなですっかりテストの気力が萎えてしまい、 期待されていた方にはマッタク申し訳ないのですが、途中からはフォトショップの講義に移行してしまった。 ・ 追伸:それにつけても思い出されるのはEOS 10Dのあのシャープさ。 羨ましい。 ・ 今回のD60ボディに快く協力してくれたのは、以前も協力してくれた女性写真家のYさん。 今回の予期せぬ結果にかなり愕然とした様子で、直ぐにでもサービスに飛んでいきそうな勢いだった。 ・ 全ての一眼レフユーザーは大至急ピントのチェックを!
2003/04/10 デジカメは新しいものほど優れている?
D100の内蔵ストロボに不調の件は01/23に記載しましたが フジS2Proを借りたついでにやっと修理に出したのです。 完成したとの知らせを受けましたので、三鷹の撮影の帰りに引き取りに浅草へと出向いたのでした。 タマタマ連れもいたので良く確認もせずにサインをしてしまった私でしたが スタジオに戻ってテストしてみると、症状は殆ど変わっていませ