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2003/03/30 03/26の続き。キャノンEOS10D VS ニコンD100 ■その2
03/29のお願いに応えて数人の方からメールを頂いた。 〔送っていただいた皆さま、改めて有り難うございます。) 多くはRAWデータではどうでしたかと言う問いだった。 実は26日のテストではRAWデータではテストが出来なかったのだ。ゴメンナサイ。 そんな訳だったのだが、先程D100とS2PROでRAWデータで撮影してみた。 50mm 絞りはF8。一万円札。
左がS2Pro、右が D100。サイズがチグハグで失礼。 D100はキャプチャー3は使用せずにフォトショップで直接プラグインから開いた。
左は26日の10Dのデータ。右が26日のD100のJPEGのデータ。 頂いたメールにはニコンのJPEG変換がキャノンと比較して甘いのではないか、そんな御指摘もあった。 確かにJPEGで撮影するとRAWデータと比べて僅かに甘い事は事実だ。
このD100のRAWデータ画像はキャプチャー3で開きアンシャープを適用量50% 半径1% しきい値 レベル1を加えたもの。 最初の2枚のRAWデータはアンシャープはかかっていない。 印刷してある数字で判断すると然程の差もないようにも見える。 しかしキャノンはJPEG、ニコンはRAWデータ・・・ 私はRAWデータでの撮影は余り好まない。記録時間はかかるし メデイアはスグ一杯になるし、後処理に時間はかかるしで。 ● ところで、昨日F100にプロビアをつめテスト撮影したことは書いたが 上がってくるのは月曜日の午後一だった。 是非今晩アップしたいと考えていたのだが・・・ その代わりと言っては何だけど、先程別の実験をしてみた。 FE2に50mmを装着し裏ぶたを開き、バルブでシャッターを切りルーペで覗いてみたのだ。 〔F100ではシャッターが下りない。) 距離はD100と同じ位置、開放からF16まで絞っていった。 結果は・・・・ 開放からエリの模様が十分に確認できた。 F1.4の場合コントラストが低いことまで確認できた。 初め8倍のルーペでトライしたが倍率が低すぎて全くダメ。 50倍のルーペ。殆ど存在すら忘れていたシロモノなのだが、これがバッチリ。 ルーペを探しだすのに10分も費やしてしまった。トホホ。 ● と言うことは、レンズではない確率99%。 GOOGLE検索で「CCD ローパスフィルター」を検索すると244件のヒット。 キャノンは解像力を重視して偽色とモアレの防止を ローパスフィルターだけに依存せずに映像エンジンでの積極的防止を行っていると書かれている。 どうやらローパスフィルター〔近赤外線カット用フィルター)の問題かJPEGに変換するエンジンの問題。 多分両方。 ● まあ、今まで気が付かずに仕事で使用していたわけで、だからD100がダメって訳ではない。 ここは矢張り大人としてはガマンが大事か?
2003/03/29 03/26の続き。つまりキャノンEOS 10D VS ニコンD100
予定ではD100 VS S2PRO対決のはずだったのだが 何故26日の10DとD100の標準レンズ対決でこれほどまでの差がついたのか、どうにも納得がいかないのだ。 実はD100とS2Proとの比較も28日に僅かに行ってみた。(ピントの問題を主に・・) その結果は甲乙つけがたし。僅かにS2Proが良い場合もあったのだが どうにも釈然としない。個体差も有り得る。 そんな訳で御近所写真家〔といってもD100所有の素晴らしい腕前の写真家ですよ)のK氏に 無理を言ってボディを持ってきて頂いた。 ピントの問題のみに絞ってD100同志で比較したのだ。 その方法は全く同じ一万円テスト。絞りはF8、標準レンズ。 だが、2台のD100の画像に大きな差は見られなかった。嬉しいような悲しいような・・・ ● 原因を考えてみた。 料理写真家のY氏、K氏、そして私。 1:ボディ側の問題なのか?(AFの精度の差なのか?) 2:レンズの解像力の問題なのか? 3:キャノンは僅かながらモアレが見られると発見したのはK氏。 つまり、それを避けるためにワザとD100はシャープさを落としている場合も有り得るのではないかと・・ 或いはローパスフィルターの問題なのか?〔見た感じでは似たようなフィルターが装着されていたが) 1:については超音波モーターの効果も考えられるということで D100に24〜85AF−Sを装着して50mm相当で撮影もしてみた。 結果は似たりよったり。 50mm単焦点でマニュアルフォーカスにしてピントをずらして7〜8枚シャッターを切ってもみたが 結果はこれも決定的ではなかった。(それほどピントがシビアな問題である証しなのか?) 私達が行ったテストがシビアすぎるのか? 試しに26日に最初の写真、つまり全体写真を富士のピクトログラフィーで267dpi、A4出力もしてみた。 肉眼での差は認められないものの、4倍ルーペで拡大してみると 細かな模様の差はハッキリと確認できてしまった。 〔福沢諭吉のエリの模様を見ると一発) ● 矢張りAFのキャノンは本当なのか? これだけではまだ決定的なことは言えない。 とは言うものの心中穏やかでないことだけは事実。 また、絞っているから心配ない・・何て事は矢張り無い。 ピントは一点にしかこないものという基本的なことを思い起こす。 ● という訳でS2Pro対決はチョット待ったって感じ。 ● 追伸:27日世田谷の10Dの所有者であるK氏からメールが来ていた。 自宅に戻ってからマクロレンズのテストをしたらしいのだが(180/3.5) 開放からバッチリ来ていましたというメールだった。 それから26日に割愛した85mmのデータを改めて確認してみたが よく見るとキャノンの方がピントがシッカリ来ている? オイオイどうすればいいの? ● お願い:一万円札は27x17Cmの透明マットアクリルに貼り付けてあります。 それをカメラ横位置でアクリルが丁度上下に収まるくらいの位置から撮影していますが このテストを追試した方は是非御連絡下さい。 〔画像は一緒には送らないで下さい。別途こちらから送付をお願いすることはあるかもしれませんが) レンズは50mm 開放とF8。これに限ったわけではありませんが あまり広角ですとチョット・・ 光源はブレを考慮するとストロボの方が好適ですが しっかりした三脚に設置しレリーズを使用すれば何でも良いとも思います。 10D、1Ds、D60、D100、D1X、S2Pro等機種は問いません。 (とは言っても600万画素以上が望ましいとは思いますが) また、この比較テストについて御意見、御批判もあろうかと思いますが それらも大歓迎です。お待ちしております。 何らかの形でサイト上で反映させたいと思います。 追伸:03/29 午後3時再び50mmF8でマニュアルフォーカス微調節でD100をテストしてみた。 何かの手違いがあるかもしれぬので。 一万円札をセットして合焦地点付近で12枚シャッターを切る。 合焦ランプが点灯状態のものだけで8〜9枚、その中で微調節をしたのである。 残念ながら結果は同じ・・・・・ レンズの解像力でこれほどの差があるとは信じられない。 AFの問題でも無いとすると上記の3:が答えなのか? ニコンで確認する事が最良の方法か。 但し、上記のお願いは現在も有効です。 ● 午後6時、念を入れてF100にプロビアを入れ同じ50mmレンズでテスト撮影をしてみた。 (勿論同じ位置から、つまりフィル上ではヤヤ引き気味に見える。) F1.4から6枚ずつF8まで。 結果はわかり次第報告します。お楽しみに。
2003/03/27 真実というタイトルのメール。
昨日、知り合いのデザイナーのF氏からメールを頂きました。 タイトルは「真実」。本文は次のようなものでした。 突然のメールで失礼します。上記サイトは現在バクダッドから リアルタイムで空爆(および戦況)を伝えてくれているカメラ マン久保田弘信氏のサイトです(NEWS23に現地リポートで出て いる人)。国内および世界のあらゆるメディアの報道よか彼の コトバがいちばん“リアル”だと思います。彼の無事の生還を 心から祈っています。 同じカメラマンである久保田氏と私。 仕事の内容は違えども平和を愛する気持ちは、恥ずかしながら私も持ち合わせているつもりです。 久保田氏の安全を願うとともにその活動を応援したい気持ちからここで紹介いたします。 http://m17n.cool.ne.jp/kubota/home-ja
2003/03/26 キャノンEOS 10D VS ニコンD100、使用してはいけないガラスフィルター。
突然の報告ですが昨日世田谷の物撮り系写真家K氏とお会いした。 K氏もホースマンISS〔大判カメラ用電子シャッター)を使用していて 私のサイトに立ち寄ってくれた事がキッカケだった。 K氏の経歴はチョット珍しい。嘗ては某カメラメーカーでストロボの設計をされた後 独学で写真を習得、独り立ちをされて10年。 ポジ(4X5)も見せていただいたが清潔感のある美しい写真だった。 そのK氏がキャノン EOS10Dを早々と入手、持ってこられたので 短い時間ながらD100対決をしてみた。 (例によって料理写真家のY氏にも参加していただいた。) ● シャッター音が静か。ボディはD60の印象にかなり近い。 〔プラスチックからマグネシウムに格上げされ高級感が増した) 液晶の色味がD100よりも忠実感がある。(D100は青すぎる) ヒストグラムを表示させた場合は画像とヒストグラムどちらも小さくなってしまいヤヤ見にくい。 INFOボタン一発で各設定が見られる点は素晴らしい。 メニューの階層がニコンの様に深くないので分かり易い。 JPEGでの書き込み速度は同レベル。RAWでの書き込み時同時にJPEGも書き込まれる点はグッド。 書き込み中のランプがD60同様大変見にくい場所にあることは不可解。 プレビューの速度や操作感はD100の勝ちか。 〔D100の連続プレビューの動画のようなスピードは初めて見た人を驚かせるのに十分なスピードを誇る。) 拡大表示はボタン一発でたどり着く点は良いが上下左右に移動する場合は十字キーが無い分ややこしい。 拡大表示の倍率は10Dの方が大きくピントの確認には都合が良い。 AF測距点が7点あることは大きな進歩。 但し測距点を移動させる場合横方向の5点はOKだが縦方向は使いづらい。 この十字キーが無いことはその他の設定や操作上でも分かりづらいことが有り得る。 ISO感度が100からセットできる点は羨ましい。 レリーズが電磁レリーズのみの対応なのはチョット辛い。 カラーバランスの設定が2800〜10000度まで100度ステップでセット出来る点は羨ましい。 電池の持ちについては不明。 内蔵ストロボについてはテストしていないが10Dはレンズに近すぎてけられやすいか。 CCDのサイズが焦点距離で言うとD100がX1.5、10DはX1.6僅かながらD100が有利。 双方のCCDを覗いてみたがどちらも同様のフィルターが付いていて 恐らく内面反射の問題は同程度と思われる。 ミラーアップが出来る点は好ましい。〔D100は不可能) マクベスのカラーチャートを撮影してみたが フォトショップの情報で確認すると確かに違いはあるものの肉眼ではどちらも甲乙つけがたい。 測光方式ではニコンのスポット、中央重点、マルチ測光に対して キャノンは部分(9%)、中央重点、評価測光となっている。 スナップの設定なら評価測光で十分かもしれないが 仕事での撮影なら9%の部分測光でではなくもっとスポット測光が欲しいところ。 スリープ状態からの復帰はD100が圧倒的に速い。 ● キャノンは1Dsのボデイも選択できるのと殆どのレンズが超音波モーター駆動である点は高く評価できる。 値段もグッと下げてきたので対抗上ニコンも更に下げてくるだろう。 これから暫くは、がっぷり四つの取り組みが展開されるか。 ●最後に標準レンズ対決。 最初の構図はこんな感じ。照明はストロボの250Wハロゲンモデリングランプのみ。 オートホワイトバランス、輪郭ノーマル、JPEG FINEで撮影。 下は72dpiで100%の拡大率。
左列 キャノン10D F1.4 右 ニコンD100
左キャノン F8 右ニコン F8
左キャノン F16 右ニコンF16 ●
この3枚は何れもキャノンEOS 10D 50mm F1.4 開放での撮影。 何が違うのか?左上は純正ガラスプロテクトフィルターが装着されている。 右上は05Yのゼラチンフィルターを使用している。最後はノーフィルター。 ガラスフィルターがこれほど画質を劣化させているとは驚き。 この劣化は当然デジカメだけでなくフィルムカメラでもおきているはずだが これほど顕著に現れるとは遥かに想像を超えている。 (実はキャノンのF8,F16もフィルター付きなのだが絞ればご覧のように劣化は殆ど問題にならない。) ゼラチンフィルターもガラスほどではないがコントラストが僅かに低下している事が分かる。 また開放では僅かにニコンの描写が上回るもののキャノンのF8は驚くほどの描写。 ピントが合っているとはこんな状態のことを指すといった見本のようだ。 しかもF2に絞れば相当シャープだった。 ニコンの50MMは以前料理写真家Y氏所有の中国製ニコン50MM、F1.4と対決したことがあったが 甲乙つけがたかったことを覚えているので私のレンズだけが特別では無いだろう。 ● こんな具合に今まで漠然と理解していたレンズ性能が有無も言わさず イイ悪いが判明してしまう。デジカメ恐るべし。 ● 追伸:03/27 標準レンズ対決ですが中央部だけのテストである点 比較的近接撮影のみである点だけのテストだったことを忘れないで下さい。 勿論たったこれだけのテストでニコンの50mmが劣っているとかの結論は出ません。 私は50mmというこのレンズを愛用してきましたし、これからも使い続けます。たぶん。 取りあえずニコン愛用者としてはニコンの頑張りに期待したいところですね。 ● 先程ファインピックスS2PROを届けて下さったTさん(Fフィルムの方)情報では 「ムチャクチャ売れてるらしいですよEOS10D・・・」との事でした。 因みにD100 VS S2PROの対決は明日午後にぎにぎしく西五反田で行われる予定! ・ 追伸:03/31 ピントの問題で引っ掛かってしまい色の問題等に たどり着けなかったことはヤヤ残念。またの機会に。 この対決が始まって以来アクセス数が急激に上昇している。 タマタマ偶然なのか、10D、D100に対する関心が高いのか、さあドッチ?
2003/03/25 1997年からの私のデジカメ遍歴。
●初めて手に入れたのは1997年発売のオリンパスL−1400。140万画素、当時としては驚異的な画素数でデジカメ時代の到来を十分に予感させた。 但し、イザ使ってみると単3、4本〔ニッケル水素)は見る見る無くなり 慌てたことは一度や二度ではない。 また、オートホワイトバランスが安定せず一度交換してもらったこともあった。 〔特にタングステン撮影時)●2台目は1999年9月発売のニコンD1。270万画素、当時65万円。色空間がNTSC、ホワイトバランスの取り方イマイチだったこと。 シャッター廻りにトラブルがあったこと(これは私のボディのみの話。) 決定的なことは270万画素では矢張り辛いってこと。 電池はそれなりにD100辺りと比べると大喰らい。 悲しいかな余り活躍できる場面はなかったものの 仕事で使えるかもしれない初めての記念碑的デジカメとして後世に語り継がれるか。●3台目は1999年発売の東芝アレグレットM4214万画素当時としてはまだ珍しいアルミボディ。結構カメラっぽい作りなうえに コンパクトタイプだけに悩むこともなくレンズが35換算40mmの単焦点。思いきりが良い。 再生時に拡大表示が出来る点も当時としては新しい? しかも私が手に入れたのは既に製造中止品だったのか破格の値段だった。ラッキー。 難点はスマートメディアが32Mまでしか対応していない点か。 スナップにはウッテツケの一台だった。●4台目は2001年12月発売のニコン クールピックス50005000は500万画素28mm相当からの3倍ズーム結構小型マグネシウムボディ。 コンパクトフラッシュメモリーなのも嬉しい。 ところが、使ってみる室内ではピントが合わない。フラッシュは露出がいい加減。 ・・・問題が続出。 発売早々の回収騒ぎと言い、生まれながらに不幸を背負っているようなカメラか? 今はファームウエアがバージョンアップされたので大分解決したと信じたいが 結局これは手元から去っていただいた。 ついでにD1もオークションで売却。この2台分でついに5台目に突入。●5台目2002年6月発売のニコンD100600万画素軽量一眼レフタイプ。D100は既に何度も書いてきたので詳細は省略する。 2003/01/23 私のニコンD100は内蔵ストロボがおかしいのか? 2003/01/09 使用後半年、改めて採点してみたニコンD100。 2002/12/04 改めてピントテスト、ニコンD100。 2002/07/25 NIKON D100、仕事、ラクチン? ミックス光ならデジカメか。 2002/07/05 NIKON D100 VS D1X 2002/06/28 NIKON D100試用記。もはや時代の流れは誰にも止められないのか? ● さてさて今手元に可愛いヤツが短期滞在している。 フジ ファインピックスF410。300万画素〔600万画素相当でもある) 更にファインピックスS2pro 600万画素も短期滞在予定。 試用報告はこの後スグ! ● 追伸:03/27 ファインピックスF410の試用記はデジカメ日記に掲載しております。 興味のある方はそちらにドウゾ。
2003/03/24 メソポタミア文明、イラク戦争、奢れるもの久しからず。
ティグリス川、ユーフラテス川、二つの川が流れる現在イラクと呼ばれているその場所は 紀元前3000年前メソポタミア文明発祥の地でもある。 その頃日本は縄文時代〔勿論最近の研究によれば素晴らしい技術夜分かを持ちあわせていたらしいが・・) メソポタミアでは既に青銅器を使用していたらしい。 古くから東西の文化が交じり合う、或いは戦ってきた因縁の場所とも言えるのか。 あのイスラエルまでも高々300〜400キロくらいの距離である。 ● 私は子供の時分、日本が戦争をしていた時代を その名残を殆ど知らぬ間に育ってしまったこともあるが遥か昔のことと考えていた。 それがこの年になると不思議なことに全く違って見える。 私が生まれるたった10年前までの出来事だったのだと思えてくる。 文明の歴史さえ僅かに5000年前の出来事なのだと思えてくる。 ● その5000年の間、道具や武器や科学や技術を驚異的に発達させ人類は膨張し続けた。 まるで地球という肉体に寄生する癌細胞のように。 人類はこの先どうなるのか? 殆どの人が疑わなかった土地神話やバブルがある日はじけてしまったように 突然何かの原因で、人類がはじけてしまうことは有り得る。 最近シバシバ耳にする国益という言葉。 軽んじるわけではないけれど、国だけではなく人類だけではなく、 一つの地球という惑星全体の利益を真剣に考えなくてはならない時代だと思うのだが。 ● 奢れるもの久しからず。 ● 追伸:国益といえば米国を思い出す。2001年ブッシュが接戦の末大統領になるやいなや 地球温暖化防止会議の京都議定書から離脱した。「米国の国益に反する」そういう理由だった。 最近この極東の地でもその言葉を良く耳にするようになった。 ある時は神の国になり、ある時は強いものの僕(しもべ)になる。 溺れるものは藁をも掴む、それとも困ったときの神頼み?
2003/03/19 青さが足りない空を鮮やかにしたい。紅葉のモミジを鮮やかにしたい。方法はこれ。
今朝某所でデジカメ本を覗いていると 「青さが足りない空」をどのようにすれば青くなるか、というコーナーが目に付いた。 その筆者によればフォトショップでブルーの彩度を上げます。とアッサリ。 これは一面真理ですがマッタク使えないケースもあります。 何故か? 限りなくグレーや白っぽい空のような場合、元々ブルー成分が少ないために 劇的な効果は得られません。 また、彩度を無理やり上げてブルーが鮮やかになったとしてもプリンター上で再現できない場合もありますし ましてや印刷原稿のためにCMYK変換すればグレーになってしまったかのような 錯覚を受けるほどのショックを受ける事もあるでしょう。 CMYK上の方が色の再現域が狭いためにシバシバ起りる問題で RGBからCMYKに変換したときにガクンと彩度が下がってしまう場合 元データの彩度を上げすぎている場合が殆どだと思います。 彩度は下げることはあっても上げることは極く僅かにしたいもの。 では、どうすれば空は青くなるのか? 光の三原色はRGBですから 一言でいえばブルーを上げるのです。は、大間違い。GとRを下げるのです。 〔その時Rの方が下げ率は大きく・・) おおっ! と感嘆するでしょう。見事な青空になります。 ● 現実的にはこのままでは写真全体がブルーカブリをしてしまいますから 空以外はブルーを除外しなくはいけません。 空を色域指定で選択する方法は簡単ですが特急以外はお薦めしません。 色域指定で選択すると空全体ではなく空の一部分の色しか選択できないためにザラザラ感が増加します。 手間暇はかかりますがクイックマスクで空の部分にグラデを敷き 〔最終的には上空に行くほどブルーが強くなるように) 地平線に近い建築物や山等はレイヤーマスクから除外してあげる。 このグラデがかかったトーンカーブでRとGを下げてあげるのです。 これが空を青くする正しい方法です。 ● これで紅葉や、緑などを鮮やかにする方法もおわかりですね? Rを鮮やかにしたのならそれ以外の色を落としてあげる。 Gを鮮やかにしたいのならG以外の分量を減少させる。 ほら、簡単でしょう。 追伸:この方法は以前にも一度紹介しましたがあらためてもう一度。 曇った空さえ青空に雲が浮いているような感じにすることさえ出来ますよ、マジで。 勿論究極のアラワザは空をすっかり入れ替えてしまうことですが。 ● 取りあえず先ず彩度を僅かに上げてみることは 一番最初にトライしてみる価値がある事も事実なのですが そこから更に一歩進んだ空の改善法ということで・・・
2003/03/17 セレクト、ベタ、内外価格差、ニコンD100。
D100のセレクトとベタの話は過去にも数度取り上げてきたが バージョンアップのお陰か最近はフォトグリッドだけではなく ニコンビューやニコンキャプチャーも使用している。 基本的にはJPEGで撮影するケースが多いが RAWデータが混じれば自動的にセレクトはニコンビューになってしまうからだ。 粗選びをニコンビューで行い更にフォトグリッドを使用する場合もある。 ベタが必要なときは迷わずフォトグリッド。 好みのサイズでプリントできるのがホント助かる。 〔但しRAWデータには対応していない。残念) ニコンビューのベタ機能が更にアップすることを強く望む。 ● D100といえば個人的な話だが内蔵ストロボの不具合の件。 未だに修理に出していない。 時々プロサービスに連絡を入れ代替えボディの有無を確認するのだが、無いのだ。 けちらずに予備ボディを購入しろって? それはチョット・・・是非プロサービスに言って欲しい。 代替え用のボディを沢山容易するようにと・・・ ● 予備ボディの購入で思い出した。 bizrate.comによれば米国でのD100の値段は益々低下しつつあるようだ。 最安値で$1304.99 およそ15万6600円。 D100等のカメラに限った話ではないが海外の方が安いという現象は良くあるらしい。 シバシバ為替のせいにされたりするが コストが更にかかるはずの逆輸入品の方が安い、何て事がまかり通るようでは世も末。 〔D100に関して逆輸入品が流通しているかは知らない。) ともあれ国内出荷価格も是非米国並にして欲しいものだ。 D100を米国で購入すればツアー料金がチャラ・・・ D100一台では無理か? いや、そんな時代は直ぐそこ? ● 追伸:量販店の利幅が大きすぎる?残念ながら私には判断できない。
2003/03/14 進歩に素直に驚いた。eMac エプソンGTー9800F
麻布台のカメラマンのU氏のスタジオに寄ってきた。 彼は最近eMacを導入し、矢継ぎ早にヤフーBBにも接続 スキャナーはエプソンGTー9800Fまで入れてしまった。 その最新鋭の可愛い機械達をチョット触らせてもらったのだ。 〔ついでにモニターの設定もしてあげたけど・・) 彼はOSXで堂々と立ち上げていたので一旦OS9から再起動、GTー9800Fを立ち上げる。 GT9800Fは光学解像度3200dpi。ファイアワイヤ接続可。 標準で透過原稿ユニットも付いて実売価格は約4万円。 さて、U氏はカメラマンだけにキレイなポジなら売るほどある。 先ず高級腕時計を撮影した4X5をセット。1200dpiでスキャン。 ドライバーはまあまあ使いやすい。プレビューがもう少し拡大できると尚良し。 (小窓に拡大表示は出来るが・・) スキャン時間も3分程か。かなり速い。 フォトショップで直ぐに見てみた。 かなりイケテル。ピントはかなりシャープ。シャドー部も想像よりも遥かに良い。 その後ブローニーと35を3200dpiでスキャンしてみたが ブローニーまではマッタク問題ない感じ。 35mmも3200dpiでA4を完全カバー。 引きの全身などでは辛い場合もあるかもしれぬがそれなりか? 敢えて辛口を言えば白が僅かに滲む。 シャドー部が更にもう一息拡がればなあ・・ (勿論アンダーなポジでなければ問題無いレベルではあるが・・) 兎に角物凄いコストパフォーマンス。素直に驚いた。 ● eMacも流石G4/700Mhz。実にサクサク動く。 ストレスなし。17インチのモニターもサイズさえ我慢できればマッタクOK。 デスクトップ機と違いサイド部分にコネクターの各端子がついているので抜き差しも容易。 確実にこれ一台で仕事がこなせる。 ● ついでにフォトショップ6.0をクラシック環境でも動かしてみた。 これもOS9で動作させるよりも僅かに遅くなるものの想像していたよりはマシ。 OSXへの移行は然程騒ぐ問題では無いのかも知れない。 マア、デザイナー諸氏達にとってのフォントの問題は多少ネックなるかもしれないけれど。 GTー9800Fがクラシック環境ではドライバーが動作しないのは残念。 ● 頑固も程々に。どうもそういうことか。 ● 追伸:GT−9800F。4x5を3200dpiでスキャンすると500Mを超える容量になる。 ホントか? 空恐ろし。
2003/03/12 超高感度WEIN赤外シンクロ ULTRA SLAVEはオススメ。
3/7日にIPPFから報告したWEIN IRシンクロがこれ。テイクが輸入元。 左が送信部、単3二本で動作する。¥18,000 右が受光部、電源は不要。 ¥17,000 この装置のすごいところは物凄い超高感度。 受光部に直射日光が当たっていても同調し、僅かな光にも反応する。 送信部はこれを使用しなくともOK。 コメットの赤外スレーブの送信部でも問題なく使用出来そう。瞬間光であれば良いようである。 小型ストロボに赤セロファンでもOK。 微小出力ならセロハン無しでも問題は無いかも。 受信部はご覧のように小型で邪魔にならない。電源が不要な点も素晴らしい。 シンクロ接点にかかる電圧を上手に利用しているらしい。 一つ問題をあげれば感度が良すぎて蛍光灯の点灯時には必ずスレーブして誤動作するくらいか。 また広いスタジオでパーティションで区切って数セットを組む場合も使用不可能だろう。 どんなに上手に区切ったつもりでも反応してしまうにちがいない。 しかし、この可愛い受光部一つで煩わしいシンクロコードから開放される。 また今までならラジオスレーブを使用しないと同調しないような場合でもシンクロが可能になるだろう。 ● 通常の大型ストロボはスレーブ機能を内蔵しているが WEIN並の高感度の設定にしてくれればもっと助かるのだが・・ 〔この場合感度切り替えも付いているといいかも。) ● 追伸:フォトナのスレーブの感度と比較もしてみたのだが 余りにも差がありすぎて比較が困難。 少なくとも1000倍。たぶん10000倍近い差があるように思う。 SB80DXの発光部にトレペを付け黒テープで発光部を次第に小さくしていき 0.5mmくらいの小さな穴から漏れる設定出力1/128の光。 この僅かな光で周囲光の明るさに無関係に3mの距離からシンクロする実力を持っている。恐ろしい。 ● 追伸:03/17 WEINもコメットも送信側のスタンバイ時の電流消費量の少なさは立派。 どちらも1mA程度の電流しか流れていない。 ただしWEINは発光直後のピーク電流は500mAを悠に超える。 コメットは250〜300mA程度。 どちらも出力は小さいものの、道理で電池が思いの外もつはずと一人納得。 ところで、写るんですに内蔵の小型ストロボ。 コレで小さな送信機が作れないものかとバラしてにたのだが 単3一本で動作しスタンバイ時の電流消費は150〜200mA。 たった30回ストロボが点灯すればいいだけなのでマッタク省エネは考慮していない。 というわけで写るんですは断念。小さくて良いんだけどね。
2003/03/11 idiskのその後。ポジ出力の裏技。
idiskはその後も無事に活躍してくれている。 先日も米国にデータを送りたいというクライアントのために活躍してくれたはず。 昨日は久しぶりにポジ出力をラボにお願いするに当たり idiskを活用した・・・ はずだったがラボが、でしたらウチのサーバーにftpで送って下さい・・だって。 チョットがっかりではあるが問題は送ったそのデータ。 本来ならばデータ量220M!。8X10ポジ出力1000dpi。 一見豪勢でしょ。 さすが8X10ですか〜・・・なんて思わないで下さい。 私は小心者な上に正直者なので白状しちゃいます。 データはD100で撮影した写真。 先方がフィルム納品を望んだためにポジ出力する羽目になったのです。 (ホントは撮影前からフィルム納品を知っていたのですが、645とD100両方持っていったのでした。) しかもデータ量220Mでは私の100Mで契約しているidiskに収まりきらないので 強引にjpgで40数メガに圧縮を掛け送ったのです。 結果的にはFTPで送るにしてもjpgは正解だったかとは思います。 ところで、以前にも書いたことがありますがD100のデータを1000dpiでポジ出力すると 5X7cmのサイズになります。 8x10インチのポジに割り付けると約9枚貼り付けられます。 もしこれを5x7cmを9枚単独で出力すればおおよそ一枚の単価が定価で計算すれば1万円! これが8x10に割り付けることにより3万円〔定価)で収まるのです。 単純計算で一枚3333円ですね。1/3になるわけです。 実際には、ここから更にディスカウントがあるわけですから急に現実味が湧くでしょう? しかも早いところなら午後一にデータを送れば夕方出力してくれるのですよ。 フィルムでないと仕事にならないと嘆いている方はいませんか? しくじってしまったポジの救済に高価な対価を払ってしまった方はいませんか? macを遊ばせている方はいませんか? ● 何時も利用しているラボなら何も通信で送る必要はないんじゃないの? そう思った貴方はプロ、ですね。 全くその通りなのですが、通信の方が矢張り早い。 ルート便で回っている営業の方は戻るまでにかなり時間費やす場合もありますし ましてやデジタル部門は別の事業所何てケースも結構あるでしょ。 昨日の私の場合にはデジタル系のポジ出力はフィルムとは別のラボを使用している都合上 わざわざ足を運んでもらうのも気が引ける・・・そんな訳でネットで送ったのです。 最近はポジ出力をする機会もメッキリ減りましたが こんなワザもあるということをお知らせしたくて書いてみました。 ● 追伸:idiskの話。OS8.6でもダウンロードできる裏技もあるようです。 ネットに出てたらしい。朗報でしょう。 追伸:03/12 昨日依頼していた8X10のポジ出力が届けられた。 結果はバッチリであった事を御報告しておく。 追伸:03/29 土曜日の夕方95Mのファイルをidiskでアップロードした。 ヤフーBB 8MのADSLで21分。 ダウンロードも試しにしてみたら約5分。悪くないでしょ。
2003/03/10 正直なところデジカメもフィルムもどちらにも頑張って欲しい。
今日の12時35分現在、東証日経平均8007円。 8000円割れも間近か。 この株価は20年以上も前の水準。 土地や株が右肩上がりを続けるという神話が崩れ去ってから 既に12〜3年経つが更にそこから10年近く溯らなくてはならない・・・ ● シマッタ。話題を変えよう。 ● 昨日Aさんからメールをいただいた。 私の拙い文章が背中を押してしまったのかキャノン10Dの購入を目出度く決心されたそうである。 (Aさんメール、どうもありがとうございました。) ● さて、私がデジカメらしいデジカメをD1から使い始めて今はD100。 D1から比べるとホントに進歩しました。使えるカメラになってくれたのです。 D100にしてからも暫くはノートパソコンを不安でもっていきましたが 今は余程の撮影でないかぎり置いていきます。 そうは言ってもD100のポテンシャルでは全てのシーンに完璧ではありません。 仕事を受ける場合、どんな最終的にどんなサイズに使用するのか? 合成作業は伴うのか? どんな形で納品するのか?(フィルムかデータか?) 以上のことは最低限確認しなければなりません。 簡単に言えばA4以下のサイズでデータ納品なら迷うことなくD100クラスでOKでしょう。 (プリントでOKならばA3もイケルでしょう。) ですがそれ以上のサイズやフィルムで納品を先方が希望する場合 素直にフィルムで取ったほうが良い結果を生むこともまだまだ多いでしょう。 現時点で間違いなく言えることは、私達に一つ選択肢が増えた。 その結果、より簡単に撮影が出来るようになった。 そういうことですよね。 チョットした撮影ならばボディとレンズ1本、そしてメモリーカード。 これだけで済んでしまうくらい。 余り軽装でいくのも問題なのでカメラバッグに他のレンズやら 小型ストロボ、三脚、蛍光灯、延長コードくらいは持っていきますが これを写真界の革命と言わずして何を言いましょう。 ● そんな私ですが妄信的なデジタル教信者であるわけではありません。 良いものは良い。 フィルムにもまだまだ頑張ってもらいたい。まだまだ引退には早すぎる。 問題はデジカメの進歩が普及が、想像以上のスピードであることでしょうか。
2003/03/08 ガマンの限界は何処だ?MOのデータ紛失事故に思う。
過去のデータはcumulusで管理している私は どのデータが何番のMOやCD−Rに保存してあるかが一目瞭然に判るようになっている。 2〜3日前に友人のデザイナーから こんな写真、新藤さん撮ったことありますよねえ? と言われて早速キュームラスで検索してみる。 フムフム、25番のMOに存在していることが直ぐに判る。便利。 どれどれなんて気持ちで25番640M、MOをドライブに挿入。 あれ?アイコンが、MOの内部のアイコンが一つしか表示されない。 キュームラスによれば6個のデータが保存されているはずなのに 空き容量は間違いなく十数M。仕方なくノートンを掛けてみる。 だがダメ。一度取りだし再び入れてみると無残にも初期化しますか?と来た。 万事休す。 ● 過去のデータは現在640MのMOで150枚、CD−Rで50枚のデータが保存されている。 一見膨大な量。 MOの購入代金だけでもバカにならない。 しかし、冷静になって計算してみると120Gのデータ量だ。 こんなことならHDDに入れっぱなしの方がまだマシ? それともDVD−Rがボチボチ必要? DVDで約40枚くらいか。 もっと大容量で安価で高速で信頼性が高く 且つ長寿命で100年後も間違いなく生き残るメディアは登場しないものか? 無いよね・・・ ● DVD 4.7G 4倍速で15分で書き込めるそうだが 20Gを15分なら心は動く。 もう一息の我慢か。そうガマン、ガマン。これが大事。 (でも、それってハードディスク並のスピード??) ● 追伸:基本的にはMOはもう殆ど使用していない。怖くて使えない。 だが、150枚のMOをコピーする気力も湧かないのは事実。トホホ オット計算に入っていないデータがあった。現在HDDに保存されているデータ。 これが100G近くあるか? どうすればいいの? ドンドン捨てていけばいいのか・・・マイッタナア。
2003/03/07 3人で連れ立っていってきた2003年IPPF。
恒例の国際プロフォトフェアに昨日行ってみた。 料理写真家のY氏、バリバリの写真家M氏、そして私の3人。 サンシャインまでの道すがら気が付いたこと。 数年前まで治外法権かと思わせたサンシャイン通りが落ち着きを取り戻したこと。 ケバイファッションの若者も少なくなった気がした。 (但し、黒人のグループが目に付いたが・・・) ● IPPF会場に入ると初日の2時過ぎ、流石に最も賑わう時間。 2階正面のエプソンの人垣が目に付く。 私の予想ではデジカメオンパレードだったが イザ一周してみるとオリンパス、マミヤ、シグマはブースすらない。 ニコンはDXレンズ、VRレンズが目新しい商品。 キャノンはEOS10D、1DS コダックはDCS Pro14nを展示。 チョット触ってみたがシャッター音もD100よりも高級感がある。 液晶の色味もナチュラルな感じ。 しかし、データのお持ち帰りはお断りしますの但し書きが目立つ場所にビシビシ。 富士はGX68用の2020万画素デジタルバック。 見事なプリントとともに展示。 ● 今回気になったものが二つ。 富士/ハッセル共同開発 GX645AF/H1。 初めて触ってみたが、明るく見やすいファインダー。想像以上にレスポンスの良い超音波モーター駆動のAF。 デジタル対応の将来性・・・ このマシンは当分生き残れるだろう。 アナログデジタル両対応な上に画素数アップも容易。 敢えて言うならば高額な値段。 素晴らしいことは理解できてもデジタルバックまで含めたコストを計算すると気が遠くなる。 1000万画素以上の35MMタイプのデジタルカメラの方が現実的な感じもする。 さて、気になったもう一つ。 TAKEのコーナーで見つけた小さな優れ物。 WEIN〔米国)のストロボ用IR〔赤外)スレーブ。 この種類のスレーブはコメットが圧倒的なシェアを国内では誇るが WEINは受光部がシンプル、超高感度、無電源。 送信部はコメットよりもヤヤ小振り。 送受信セットで35000円。これはかなりイケルかも。 この場合のスレーブとは送信側はカメラ又は露出計。 シクロコード無しにストロボを同調させるための道具のこと。 ● 会場ではピクトロでお世話になった富士のTさんと久しぶりの再会。 まあ、こんな風にIPPFに行くと数年ぶりに出会える友人だったり 先輩だったり後輩だったり・・・という意味も多少はある。
2003/03/06 ボチボチ大容量のハードディスクが欲しくなってきたね。
見る見る減っていく。 ハードディスクの空き容量が・・・・・・・・ 何故? デジカメでの撮影たびに取りあえずハードディスクに保存をするのだが 仕事を終えても暫くは保存しておく。 デジカメのメディアの容量も増えていく。 つまり撮影の度に500M〜1Gづつハードディスクの残量が減少するわけである。 アッと言うまに数10Gになってしまう。 今時矢張り200G〜400GあたりのHDDが必要な時代になったということか? ● 昨日の続き ラボの営業のS氏曰く シートフィルムの現像が減っているのも事実なのですが35mmも実は大分減っているんですよ・・・ ええデジカメの影響が顕著ですねえ。 ● デジカメの解像度が1000万以上が当然、そんな時代はもう現実のものと認識しなければならない。 とすればブローニーの現像量も当然減少する。 ラボもまた構造不況指定業種の仲間入りをしてしまうのか。 ● 追伸:03/07 大容量といえばレキサー、コンパクトフラッシュメモリー 2G、4Gがラインナップされる。 しかもX32倍速。 イメージレスキュー〔専用画像復旧ソフト)が付いているのも嬉しい。
2003/03/05 平和を願う気持ちにつけ込む新手のチェーンメールに御用心。
こんなメールが、友人から届きました。読んでみて下さい。 ----------------------------------------------------- アメリカの連邦議会はつい先日、イラク攻撃の判断を大統領に委任する決を可 決しました。 このメールは急を要する依頼であることをご理解ください。 国連の「平和についての請願書」は対立ではなく平和を主張しています。 イスラーム世界が敵なのでありません。戦争は答えにはなりえません。 今日、世界情勢はともすれば第三次世界大戦に突入しかねない危ういバランス の上にたっています。 国連は現在、この世界的悲劇を回避する為の署名を集 めています。もしあなたがこの悲劇的可能性に対して反対であるならば、この メールを「転送」ではなく新規のメールに「コピー」して、署名リストの最後 にご自分の名前を署名し、知っている限りのひとに送って下さい。 もし、あなたが500名以上の署名の集まったものを受け取った場合、 次のアドレスにそのコピーを送ってください。 usa@un.int&president@whitehouse.gov もし、この請願書にあなたが同意されない場合でも、できればこの請願書を他 の 方にも転送してください。緊急を要します。どうかご協力ください。 また、このメールを他の言語に翻訳出来る方は、翻訳して同様に転送願いします。 The US Congress has just authorized the President of the US to go to war against Iraq. Please consider this an urgent request. UN Petition for Peace Stand for Peace. Islam is not the Enemy. War is NOT the Answer. Today we are at a point of imbalance in the world and are moving toward what may be the beginning of a THIRD WORLD WAR. If you are against this possibility, the UN is gathering signatures in an effort to avoid a tragic world event. Please COPY (rather than Forward) this e-mail in a new message, sign at the end of the list, and send it to all the people whom you know. If you receive this list with more than 500 names signed, please send a copy of the message to: usa@un.int&president@whitehouse.gov Even if you decide not to sign, please consider forwarding the petition On instead of eliminating it. 1) Suzanne Dathe, Grenoble, France ・・・・・・ ・・・・・・この先延々とヨーロッパから始まり200名以上、日本人70名、 計276人分の署名が入ったメールが昨日夕方、友人から回ってきたのだ。 慌てていたのと友人の名前が二人最後に付け加えてあったのと これで戦争が回避が出来るなら・・というささやかな願い。 私は数人にこのメールを送信した。 さて、仕事を終え午後10時過ぎにメールをチェックしてみると 私が送った数人の中の一人O氏からメールが入っていた。 新藤さま これは新手のチェーンメールでしょう。 はじまりは善意かもしれませんが。 >usa@un.int&president@whitehouse.gov ↑ このメールアドレス自体が存在しません。残念なことに。 合掌..............流石冷静なO氏。 今にして思えば確かにusa@un.int&president@whitehouse.govなんてメルアドは何か変。 うさんくさい。 ただO氏のように確認までしてみる人は少数だろう。 人の善意につけ込んだ悪質なメール。 一言でいえばそれに引っ掛かった善良な?或いはお人よしの一人として 悪意に加担してしまったと言うことか。 ● こんな風に気付かずに悪意に手を貸してしまう危険は実は沢山あるのかもしれない。 ● 追伸:つい先程西麻布のラボ〔現像所)S氏が新しいコダックのフィルムをもって現れた。S氏は時々突然現れる営業熱心な信頼できる方である。 新しいフィルムはエクタクローム E100G/E100GX。 E100S、E100SWは在庫限りらしい。 このフィルムは粒状性の大幅な向上、優れた階調再現を売りにしているようだ。 まだテスト撮影をしていないので何とも言えないのだが プロビア対抗のフィルムとして登場したらしい。 〔シートタイプはまだ入ってこないらしい・・) ● 本題は実はここから。 話をコダックDCS Pro14nに振ってみたところ 実はこれからコダックで発表会があるので今から行くところ・・・という答え。 ってことは当然IPPFにも出品されるってことだ。 ここまで待たせた原因は確かな話ではないらしいのだが ドライバーにバグがあったらしいとのこと。 IPPFは池袋サンシャインで明日から土曜日までの3日間行われる。 今年はデジカメオンパレードの年になってしまうのか。 14nは5月発売が決定したらしい。 値段はオープンプライス。
2003/03/02 憂鬱な春だけど、デジカメ新製品ラッシュの春でもある。
EOS 10Dが発表になったことは既に皆さんも御存知のことと思う。 630万画素 D60とどう違うのか? 実質的には後継機。値下げに近いと思われる。 ペンタックスも一眼レフタイプを投入する。*ist D、こちらも600万画素タイプ。 D100を上回る最軽量。ストロボ付き。 富士は2020万画素〔4040万画素相当)のGX68用を発表。 正式には発表されていないものの近々オリンパスも遂に一眼レフタイプを発表するらしい。 恐らく例の4/3インチCCDを使用した小振り一眼レフタイプか? ● 富士のGX68用は別格として他社のキーワードは低価格化、小型化、ハイアマチュア向け・・・ アマチュア向けは既にデジタルが主流になってしまったことを考えると 取りあえずデジタル対アナログという図式における勝負は見えてきたと言うべきか。 さて、D100で僅かにキャノンを抑えたように見えるニコン。 ハイエンド機では1DSでキャノンに水をあけられた。 普及機では10Dが追いかける。 D1X、D100の2本立てだけでは最早逃げ切れないことは明白。 何時私達の前にD2?がD100の後継機が姿を現すのか、気になるところ。 ● 追伸:オリンパスの4/3インチデジカメは非常に興味がある。 2001年の4月に構想を発表して以来鳴りを潜めていたが 今までの一眼レフの資産を全く利用しない。(レンズ、ボディ等) デジタルのための全くの専用設計の一眼タイプ。 この商品が成功するのか、しないのか。 コンシューマ機における今後のデジカメ一眼タイプの未来を占う一台になるだろう。 追伸:03/03 あらら、想像よりも早く発表になりましたね。オリンパス。 ボディも見た目は頼もしさがある。 レンズが思ったよりも明るいのはグッド。 とは言え、CCDが小さい分(35MM換算2倍の焦点距離になる。)被写界深度は深いはず。 さて、どんな具合なのでしょうか?
2003/02/28 憂鬱な春がまたやって来ました。今年は取りあえずマスクで自衛。
鏡に映った自分の顔には今まで全く興味が無かった。 それが今朝、電車の窓に映し出された自分が妙に気になる。 実は40年ぶりにマスクを掛けたのだ。 昨日の朝はひどかった。井の頭線に乗るなりクシャミ3連発。洟はズルズル。 気が付くと私だけではなくズルズルすすり上げる音やクシャミが辺りから聞こえる。 今年一番の花粉攻撃だったのだ。 そんな訳で意を決して今朝は針金入りの顔に十分にフィットするらしい今流行りのマスクを着用したのだ。 映し出された顔を見ると短い髪と目、後は白いマスク。 不気味である。凶悪犯のようにも見える。 これでサングラスでもした日には完全に職務質問の対象者だろう。 しかし、マスクは寒い外を歩くときは意外と保温効果もあり具合が良い。 一旦温かい車内に入ると極めて不快。 困ったものだ。 さて、そのマスクのお陰なのか今朝の車内ではクシャミもでず洟も比較的良好。 内心してやったりと思ったのだが、耳を澄ましともクシャミは余り聞こえない。 ってことは昨日ほどはひどくなかったって訳?花粉が・・・ ● ところで我が家では甜茶も昨年辺りからこの季節になると飲んでいるのだが これは結構好き嫌いがあるらしい。 甘ったるくてとても飲めない・・・と言う理由が大半だろうと思う。 これはハズレの甜茶。 確かにやたら甘いものもある。 幾種類か試すか良く確認して購入すれば当たりもあります。 当たりも僅かに甘いのですが許せる甘さです。
2003/02/26 ロスからのメール、米国のデジタル事情。
おつかれさまです。 > ところで、サイトの画像を見るかぎりキャノンの1100万がその方がいける感じが > しましたが、コダックの1400万画素は米国では発売になったのですか? まだ発売になってませんね。ぼくの場合、カーレースを撮るので 14Nはまったく使えなく、最低1DsかD1xという感じです。 ただし、1Dsのあの値段は。とても元を取れそうにないです。 まだD1x+AF-Sズーム2本のほうが現実味がありますね。 D100はこちらでも爆発的に売れてます。 EOS-3とかF100なんてほとんど見たことないのに、 D100は普通の人が平気で持ってます。 > 日本ではデジカメの使用頻度は次第に上がりつつありますが米国ではどうですか? USの自動車雑誌に関しては、かなりデジタル化されてます。 ただ、日本とくらべて印刷技術が低いのか、 D60とかD1xを使っているわりにはクオリティが低すぎますね。 > それとMAC OSXは順調に普及しているのでしょうか? マックに関してはよくわかりません。ぼくもi-bookを使ってますが、 回りにマックユーザーすらいない状況です。また家電量販店にいっても マックは普通売っていなくマック専門店にいかなければならないのです。 サンフランシスコのほうではデザイン関係の仕事が豊富なので、 たぶん普及しているのだと思いますが。> 追伸:日本の広告写真業界は青息吐息ですがUSでは如何ですか?
青色吐息まではいってないみたいです。
おそらく、写真に関しては日本ほど広告代理店がのさばっていない
っていうのがあると思いますね。またインターネットが盛んだと言っても、
まだ雑誌も元気一杯、フリーウエイ横の巨大看板も数が増えているような
気がしますので、広告写真の需要はかなりあると思います。
ただ、紙のカタログとかは減っている気がしますので、
そのあたりは影響あるのかもしれません。
これに関係するのかもしれませんが、ぼくが使っているプロラボ
はお客が激減しているようです。もともと8ー6時の営業時間だったのを
9ー5時にしたり、値上げしたり、苦労しているようです。
さらにインターネットの発達に伴い、ウエブ系報道カメラマンが
激増してます。レースやイベントでも、半分以上がちっこいデジカメ
で写真を撮っているという、半プロな小僧が増えてます。
あんまり役にたたないですが。2/21日にロス在住の日本人カメラマンのN氏からメールをいただき そのN氏宛に質問をした答えが上の文章。 (N氏は自動車系のカメラマン。) ● 米国でもD100が爆発的に売れている点。 これは納得できますよね。 意外なのはF100を余り見かけない点とマックユーザーの少なさ。 ホ〜、というべきなのかエ〜?と言うべきなのか。 アップルコンピュータはもっと日本を大事に扱うべきだとつくづく思うなあ。 米国の52番目の州のようなものなのだから。 (・・・単なる植民地って場合もあるか・・・) それからコダックDCS Pro14n。 一体どうしちゃったのか?? 最初の話では去年中に発売予定だったはず。 個人的にはアップロードされた写真を見るかぎりあまり評価していないのだけれど、 まだ正式デビューしたわけではないので兎に角何とか発売にこぎ着けて欲しいものではあります。 ● 追伸:そうかあ、海外の人も私のサイトを見てるのかあ・・(当たり前なんだけどね) 不思議なものでチョットだけインターナショナルな気分になれました。
2003/02/24 手に入れると使いたくなるもの、人格が変わるもの。
目も眩むような美貌、隆々とした逞しい筋肉。 驚異的なパフォーマンスのコンピュータ 高性能車のアクセル 巨万の富 権威、権力 ナイフ、ピストル、武器 軍隊 大量破壊兵器・・・ 積極的な動機で入手したのか偶然入手したのかで事情は変わったとしても また、持って生まれた先天的な性格はあるとしても一度入手すると人格が変わってしまうものは存在する。 フェラーリに乗ればスピードを味わいたいと願うでしょう。 ピストルを持てば試しに打ちたくなるでしょう。 軍隊を持てば戦争がしたくなるでしょう。 幸か不幸か、どれも私には縁遠いものばかり。 高性能車のアクセル辺りまでは、まだ可愛いものですが 其処から下は要注意。 勿論持っているだけでも大変な力を持ちます。 例を挙げるまでもなく人格が変わってしまう事もあるはずです。 しかし、考えてみればどれも使って初めて意味があるもの。 それらは限りない欲望と同時に存在するといっても過言ではないでしょう。 さて、貴方の欲望のレベルはどの辺り? ● えっ、今晩の食事。ですか・・ 大丈夫、貴方は健全な人です。 追伸:世界が平和でありますように。
2003/02/21 杉並区久我山にキツツキ現れる?
先週のある日の昼下がり、カミサンがキッチンにいると 外からコンコンコンコンと音がしたそうだ。 音は狭い庭の向こう側、ガケの上にある樹木の方から聞こえたらしい。 その木の名前は詳しくは判らないのだが ウロがあったり蔦が絡まっていたりと鳥達には人気の木。 カミサンは言った。 「あれってキツツキじゃないかしら・・・。」 東京の久我山にキツツキ?? ウーン、ウソツキなら沢山棲息しているけれどキツツキねえ。 にわかには信じがたい話だが、ヒヨドリくらいの大きさの黒っぽい姿が見えたそうだ。 (参考までに申し添えれば私もカミサンも実際にキツツキの音は何度か山で聞いている。) それ以来カミサンは時々窓の外を、その鳥達のお気に入りの蔦が絡まる木の方角をチラチラと確認している。 ● さてさて、ヒマな週末に何度か小鳥達のためのエサ台を作ってみようかと思ったりするのだが この件についてはカミサンはいたって迷惑顔。 女性の心理は複雑だ。全く。 追伸:03/09 この話の反響は様々。 まさかあ! というものから久我山ならありえるかもしれないまで。 まさかあ、といった方は久我山のことを御存知でない方。 あり得ると思った方は、勿論良く知っている方。 さて、あなたは信じますか?
2003/02/20 家族崩壊、日本崩壊。生きるということは戦うことなのか?
ここ1年くらいの間にかなりの数の事務所を閉めた話や倒産した話、廃業した話を耳にした。 他人の話ではなく知り合いや友人、お世話になってきた人も多い。 マサカあの人まで・・・なんて場合もある。 最早、横文字商売に携わる人間に安心なんて言葉は存在しないのか? (カメラマン、デザイナー、コピーライター、スタイリスト、等々) 20代30代はまだイイ。 結婚もし、子供が出来次第に成長する。ドンドン出費が増える。 揚げ句に離婚・・なんてケースも数多い。 正に家族崩壊、日本崩壊である。 ● 例えば私の場合、差別化については随分工夫もしてきたし 新しいことにも積極的に対応してきたつもりだ。 それでもこの4年間は受難の時期だった。(今もそうだが) 打つ手も残り少なくなっている。 イッタイこれからどうすればいいのか? また、もし万が一生き残れたとしてもコロシアムでのデスマッチよろしく その影には敗者の累々とした山があるに違いない。 悲しいことに現在の日本で生きるということは戦うことなのか? (今に限らずそういうことなのかもしれないけれど・・・) ● 先日の景況感の発表によれば今の日本は「踊り場」にいるらしい。 それって気休め? それとも私達はそこで操り人形のように踊ってろってこと? もうボチボチいい加減にして欲しいよね、マジで。 追伸:昨日友人と暗い話で盛り上がってしまい、つい愚痴を書いてしまいました。トホホ 念のために言っておけば、どうやら横文字商売全員が落ち込んでいるわけではありません。 相変わらず羽振りのいい方々も少数ですが現存するようです。
2003/02/18 プリン体といえばビールでしょ? 誕生月健康診断。
誕生月健康診断。40歳以上の成人に対して行われる無料検診である。 意外に真面目な私は、ほぼズーット検診を受けている。 その結果を今朝確認してきた。 検査項目は血圧、血液、レントゲン、心電図、眼底、検尿、検便(大腸ガン潜血検査)。 結果は概ね良好。 中性脂肪がヤヤ高め、尿酸値も僅かに正常値をオーバー。 それ以外は全くOK。 中性脂肪はここ数年のこと。 デジカメ日記でもう少しシェイプアップしなければいけないか? 尿酸値については10年来言われてきたことなので注意もしてきたが然程改善もせず。 尿酸値は痛風の原因であり、過去には金持ち病とも言われたらしいが今は違う。 ジャンクフードにどっぷり浸かった若者にも多いらしいし 私のような貧乏人でも値が高いくらいで プリン体の取りすぎと遺伝的な原因があるらしい。 簡単に言えばビール、これは良くないと言われている。(気をつけているのだが・・) 体に良いと言われている食材の中にも 結構プリン体が多く含まれていたりすることがあるので要注意か。 納豆113.9mg 白米25.9mg 干し椎茸379.5mg 各種肉100〜200mgくらい 魚肉100〜200mg イワシ305mg 煮干し746mg 等々、今調べてみると殆どの食材に含まれているのだが (タマゴが0mg、これは意外・・) ビールは4〜7mg/100gあたり。仮に1L飲んだとしても40〜70mg。 と言う事はビール主犯説は如何なものか?ってことになるなあ。 チョット安心す。 追伸:焼酎(25度)の0.03mgには脱帽。 私には矢張り焼酎が良いのか。否、似合っているのか。
2003/02/17 泣きっ面に蜂。13年目の決断なるか?
車の話は時々書いた。90年式ボルボ740GLE。 そのボルボに2年に一度の儀式の季節がまたやって来た。 前回の車検はついに9800円ポッキリのシェル車検にお世話になったが 大きくヒビの入ったヘッドライトも交換しなければならないし 残りが僅かに1mmのブレーキパッドも交換が必要だったので 今回は恵比寿のディーラーに先週金曜日連れていった。 土曜日サービスから電話とFAXが入る。堂々表紙を入れて3枚分。 親切丁寧に事細かに書かれているのだが、問題は見積金額。 合計78万円也・・・・。 考える間もなく火曜日クルマを引き揚げに行きますと連絡を入れた。 (その時点で740を廃車にする決意はあったものの 後がまをどうするまでは考えてはいなかった。) ● 何を考えているんだ? 誰が13年もののロートルにそんな高額なコストを掛けるというのだ? 冗談も休み休み言って欲しいものだ。全く。 因みに78万円の内訳はマフラー交換が20万円!(未だに一度も交換をしていない。) タイミング交換がベルトが10〜13万円!(これは何時だったか経験している。) サンルーフ修理が10万以上・・・等々。 翌日、13年前の優秀別格営業氏から電話。 (数日前にスタジオにも営業氏は顔を出してくれた。) あの金額には僕もビックリした、と彼。 私はヘッドライトとブレーキだけで何とか車検を通してくれるようにと泣きを入れた。 さて、このロートルにどんな顛末が待ち受けているのかはまたのお楽しみ。 乞う御期待。 ● 追伸:泣きっ面に蜂。この言葉は私のためにあるような言葉だねえ。トホホ。 追伸:そう言えば、昨日初めて中古車雑誌を購入した。 カーセンサー、皆さんはご覧になったことがあるだろうか? 分厚い電話帳のような本なのに何と250円。 だが、字が小さい。見にくい。重い。 よく見ればネットでも検索できると書いてある。 試してみると紙媒体よりも遥かに使いやすい。とっても便利 初めからそう言ってくれれればいいのに。 久我山書店の山田さんてば、モウ。 (しかも久我山書店では売りきれていて、コンビニで買って下さいとまで言われたのに・・・トホホ) 追伸:02/18 (火)ディーラーからは連絡未だ無し。 ところでロートルのスペルって知ってる? 老頭児がスペル。中国語で老人、年寄りのことだと。意外。 ● 追伸:02/19 740は最低限の修理で車検を取ることになった。 マフラーは半分交換・・・とか苦肉の策。 内心これであと4年は延命できたかと踏んでいるのだが。 頼みますよ、モウ。 確かボルボは世界で最も長寿なクルマの一つだったはずなんだから。 追伸:03/19 彼は1ヶ月ぶりに手元に帰ってきました。詳しくはデジカメ日記に・・・
2003/02/13 オンラインストレージの話、idiskを正式に契約した。
idiskの話は11/25にも書いたが、先日ついに無料お試し期間が終了した。 結構便利なのでアップルコンピュータと引き続き年間$99.95で契約をした。 容量100M/約1000円。 ところが、つい2〜3日前のメルマガに新たなるライバルが載っていた。 WAZフォルダシステムというらしい。 1.5Gで3000円/月。これは安い。 10Gでも9000円、スゴイ。 (しかもそれ以上の容量にも相談に乗るらしい。) 但し制限がある。macのみの対応になるらしい事は残念。 この手のサービスは正式にはオンラインストレージと呼ぶのだが ADSLやFTTHの普及で一気に広まりつつあるようだ。 ADSL辺りでは100Mで暫くは十分と考えるが FTTHを利用している人なら1.5Gも悪くない。 データの受け渡しだけでなく何処にいてもパソコンを持ち歩かずに作業をすることも可能になる。 (勿論出先にパソコンが無ければ不可能だが・・) ● 添付ファイルで送付する場合到着までの時間が結構かかってしまったり 宛先不明で暫くして戻っていたりすることもあるが オンラインストレージの場合そんなことはない。 キッチリリアルタイムでアップロードされる。 理論的には複数のユーザーでシェアすることも可能だろう。 まだブロードバンドでない方は先ず乗り換えましょう・・是非。 追伸:02/24 今日も75Mのデータをidiskを使用して納品した。 8MのYAHOO ADSLでおよそ16分の送信時間。 こんな便利なのに米国よりも日本の方が利用者が多いんだって、不思議。 (米国では沢山の選択肢があるのかなあ?) 追伸:2004/02/01 ここ1ヶ月ほどidiskは活躍していません。 使用していないと言ったほうが正確でしょう。 大阪ガスが提供する【宅ふぁいる便】でデータを送ることが多くなったからです。 40Mまでなら無料で送信、5日間預かってくれます。 送信案内も自動的に相手に届きますので安心。idisk敗れたり・・・・ (まだ解約まではしていませんが・・笑)
2003/02/12 ホースマンISS、コメット赤外スレーブ、ニコンF100、Y氏。
自分のスタジオで大型カメラを使用して撮影する場合 ホースマンISS(電子シャッター)にコメット赤外スレーブを使用する。 それでなくともISSを使用するとコード類が煩雑になりトラブルの原因になりやすいので赤外スレーブは便利。 (赤外スレーブは料理写真家のY氏も愛用しているらしい。) ところが問題が無いわけではなかった。 どういうわけか時々ストロボが同調しないことがあったのだ。 大概はもう一度シャッターを押せば発光するので深くは追及してこなかった。 先日、Y氏が来た折りに二人で追及してみた。 先ず、赤外受光部からストロボまでのコードに問題があったのは 数日前に確認していたのだが、それでも解決しない。 Y氏がシャッターには問題ないの??と言うので別のシャッターに替えてみる。 ISSは0番、1番、3番の3種類のシャッターがあり 各レンズについている標準シャッターは外してISSのシャッターを使用する。 尚その時ISSの裏側にある2個の小さなスイッチをドライバーで回して レンズごとに設定を変える必要がある。 これは面倒くさい・・CPU側で設定できるようにするべき点ではある。 もう一つの1番シャッターに換えてみると間違いなくストロボは同調する・・・。 Y氏の想像通りシャッターからは全開になったときの信号が送り返されていて その辺りに問題があるんじゃないの?という推測は見事に当たっているらしかった。 (問題があった1番シャッターは今修理にでている。) ● もう一つの赤外スレーブの問題。 私は35MMではあまり使用しないのだがY氏は使用するらしい。 問題はニコンF100との組み合わせ。 初期のボディは良いのだが新しいボドディでは不思議なことに低速シャッターに同調しない。 これはF80、D100でも同様の現象が確認されている。 このことはコメットのホームページにも報告が掲載されていたらしいが Y氏と同じ意見で個人的に言えば、これはニコンに問題がある感じがする。 ● 追伸:アメリカ製のラジオスレーブも持っているのだが電池がスゴイ。 送信機に006PX1、受信機に006PX2。 送信側はOKとしても受信側は頂けない。 見通し距離でなくともスレーブ出来る点は大いに評価できるけれど・・・ そう言えば過去にラジオスレーブを自作したこともあった。 マアマアの出来だったのだが、高速シャッターではイマイチの不安。 結局、友人にあげてしまった。今思えば残念。今度時間が合ったらまたトライしてみるかなあ。 追伸:MACをアッと言う間にマスターしてしまった底力と言い 見事なホームページを短時間に作ってしまった実力と言い シャッターの不具合を見抜いてしまった眼力と言いY氏恐るべし、か。
2003/02/10 ヘアメークの作品のお手伝い、その2。
01/12日に続いてヘアメークのタマゴのT君の作品の御手伝いをした。 T君は先日のY氏の友人。まだ20代前半である。 ヘアメークを目指しているが、今回はヘアメークはY氏。撮影は私。 ではT君は何処にいるのか? 一言で言えばプロデュース。そして小物を集めモデルも演じた。 夕方スタート、メークから始まりコスチューム。これがナカナカ大変。 アアでも無い、こうでも無い・・・終わってみると深夜0時近い。 撮影終了後目黒の勝丸にラーメンを食べに出掛けたのだが T君はマスカラもつけたまま・・・何やら怪しい雰囲気を振りまいている。 お店に入ると何処からともなくT君に視線が刺さる。 これは傑作、楽しかった。 ● 撮影は4X5で行われた。T君の希望で等身大にプリントしたいということで・・・ 因みに出力は表参道のバンフーにお願いしたはずである。
2003/02/06 電線を消す技も侮れない。
上の2枚、厳密に言えばカメラ位置がビミョーに違う。 お分かりだろうか?最大の違いが・・ 電線。このサイズでは良く判らないかもしれないけれど圧倒的に少なくなっている。 数十本の電線を根気よく消したのだ。仕上がり左図がA2なので手は抜けない。 手前の子供は後処理でブラした。 恐らく延べ20時間以上掛かったはずだ。 始めのうち消し去った本数をカウントしたが途中で諦めたことは言うまでもない。 細かく見れば見るほど、何故日本はこんなにも電線が張り巡らされているのかと溜め息が出る。 電力系、電信系、有線系、CATV系・・・実にカメラマン泣かせ。 ついでにカメラマン泣かせがもう一つ。 意外にも街路樹。 結構な本数が都心部でもある。しかも時間とともに成長する。 被写体となるべき建築物を見事に隠してしまったり 風があればスローシャッターは切れないしで困ることは思いの外あるもの。 ● 使用したカメラは例によってエボニーSV45。フレックスタイトでスキャン。 ● 追伸:02/07 何度も書きますが画像処理は地道な仕事です。手間暇がかかります。 コンピュータがボタン一つでアッと言う間に仕事をこなしてくれるわけではありません。 何をするにも切り抜き事が基本。選択範囲を指定するということは切り抜くことと同意語ですから。 初めてmacでフォトショップを触ったときの衝撃は忘れません。 こんな手間暇のかかることをマジでしなければいけないのか??? と言う絶望感に近いものでした。 今はすっかり慣れていまいましたが、習慣とは恐ろしいものですね。
2003/02/04 不動前で鰻といえば矢張り此処、にしむら。
昨日、目黒不動に出掛けたことはデジカメ日記にも書いたが お不動さんの入り口に不動前では最も有名な食べ物屋の一つ、八つ目や にしむらがある。 覗くと5人くらいの職人がモウモウとした煙の中忙しく働いている。 あそこは旨いよ・・と言う話は聞いていたのだが未だ食したことはなかった。 だが、覗いても食べれられる場所が見当たらない。 躊躇していると何人もが職人の脇をすり抜けて店内に消えていく。 知らなければ行ってはいけない雰囲気の中に消えていくのだ。 私も、おずおずと後に続く。 一階の奥に小さな座敷、8人が座れるカリン材らしき手斧の削り跡のある見事な食卓。 2階は覗いてはいないが座敷があるらしい。 ● 一階に通されると既に一組の私と同年代の男女が先客でいた。 問題はメニュー。どうやらランチというモノはない。 うな重は特上、上、中の3種類。3000、2500、2100円。 観念して上を注文した。(写真) 肝吸いと自家製の漬物(写真では普通に見えるが、実物はとても立派)がつく。 私の後には、コンピュータ系らしい男性二人組。 初心に戻った私がD100で写真を撮っていると興味深げに見守る。 デジカメだと判るとチョットイイですか・・・ なんて感じで和気あいあい。 昼食としては思わぬ出費だったが、一度も此処を体験していなかったことも不思議。 お不動さんの御利益は不明だが、にしむらの味は私が保証する。
2003/02/02 デジカメ日記が重すぎる、どうすべきか?
昨日の続き。 お陰様でデジカメ日記に対する反応がありました。何件か。 その中でK氏からのメールは想像していたものの危惧が現実になってしまった・・そんな気分。 追試を私もしてみました。モデムは未だ所有していますので。 K氏の指摘のように56Kモデムで閲覧しようとすると 1月分が10分近く掛かったうえに 写真を完全に開くことなく通信は終了してしまい、このままでは非常に問題。 1ヶ月で70枚の写真は多すぎるのか。 ・・・・・ 単純に幾つかに分割するとか、何か対策をとりたいと思います。 (なるべくなら1ヶ月単位は崩したくないのと、写真をあまり小さくしてしまうのも 情報量が減るし、一々一枚ずつ開くのも面倒だしで悩みます。) 御不便、不愉快に思われた方、申し訳ありません。 もう暫くお待ち下さい。 ● ADSLは都市部ではかなり普及してきたようですが 電話局から遠距離だったりすれば接続は難しくなります。 CATVを利用したネット環境も市街地以外どこまでネットしているのかというと 実はまだまだなのかもしれません。 光ファイバーに至っては、シェアは相当低いでしょう。 このような情報の格差が地域差として存在することは公平ではありません。 道路や箱モノも結構ですが、早急に改善するべきですよね。 御年配の政治家達はパソコンも触らない。 ネットも見ない。 多分、そんなお寒い人たちなのかと疑ってしまいます。 追伸:写真の点数を多少減らしたり、ファイルの圧縮率を上げてみたりしたのですが 決め手にはなっていないみたい。困ったものです。 その後56kモデムで接続してみると5分くらいで一月が開きましたが 3〜4割の写真は一部が欠けていたり・・・ 更にもう一回り写真を小さくするか・・・トホホのホ。 今後の課題です。
2003/02/01 デジカメ日記、経過報告。
1月10日からデジカメ日記は、何とかスタートした。 しかし、今でもこれで良いのかとも思う。 今更ではあるが、見切り発車なのではないかと、思うのだ。 ● とは言うものの、20年ぶりに(大げさか?)カメラを提げて歩いて思ったこと。 それは、紛れもなく時の流れ。 ただ新しいモノ、ただキレイなもの、そんなモノには 目を向けなくなっている自分に気が付く。 ちょくちょくカメラを提げて歩いていたならば気が付かなかったかもしれない。 怪我の功名。 ● では、とてつもなく満足しているのか? 何とも言えない。 ● 若かったころの自分が傲慢だったことは、簡単に想像がつく。 写真に言葉はいらないと考えていたから。 ● 今、ヘタクソながらささやかな日記を添付している。 言葉の重みを感じているから。 ● いつまで、カメラを手放さずに歩けるのか? いつまで、このテンションを保てるのか? ● それを知るために、続けてみる。そんな気分か。 追伸:デジカメ日記に関しては料理写真家のY氏以外、今のところ目立った反応はない。 評価されているのか? されていないのか、不明。 トホホ。
2003/01/29 私のフレックスタイト・プレシジョン(Flextight)に問題が発生?
私が使用しているスキャナー、イマコン社、フレックスタイト・プレシジョンは もうかなりの間活躍してくれている。 97年10月からなので6年目になろうとしている。 日進月歩のこの時代を考えると驚異的な長寿、これはもう事件とさえ言える。 新型は私が使用しているものより解像度が上がり Dレンジも拡大されファイアワイア接続になり更にパワーアップしたようだが この調子ならまだ暫くは動いてくれるだろう。 ● ところが、以前から気がいていたことなのだが一つ問題がある。 例えば4X5をスキャンする場合 中庸から明るめのフラットなバックの時に僅かにでるのだが A4に拡大した比率で左右両サイド15mm程度、微かに明るく感じる。 この原因が判らない。 先程輸入元のシーベルヘグナーに連絡すると 蛍光管を送るから交換してみてくれとの返事。 しかし、待てよ。蛍光管なら両サイドの光量が減少するはずで データ上では暗くなるはず?? 尤も、随分長い間交換していなかったのは事実なので 取りあえず指示にしたがってみる。 さてどうなるのか、追伸で逐次報告します。お楽しみに。 追伸:シーベルに連絡したあと、銀一のM氏からもすぐに連絡があった。 どちらもここまでは大変速やかな対応だった。有り難いことです。 ● 追伸:02/02 シーベルから蛍光管が送られてきた。 OSRAM 8W、全長30Cm15mm径、一見普通の蛍光灯。 交換は実に簡単、モノの2分で工具無しで交換可能。 早速数分のウオームアップをしてテストしてみる。 オ〜。不思議。両サイドの明るい部分は認識できない。 更に不思議なことは、古い蛍光管のデータと ヒストグラムで確認するかぎり殆ど変わらない、と言うこと。 古い蛍光管をまじまじ手に取り眺める。特別黒ずみもなく、古さは全く感じない。 とは言え、数分のテストなので今後も注意を払う必要がある事は言うまでもない。 追伸:02/10 蛍光管は不思議。その後も順調に動作している。 人間の目がいい加減なのか、CCDがシビアすぎるのか? 結論から言えば時々交換することは必要・・・って事か。
2003/01/28 時々雑誌の仕事をすることもある。ニコンSB80DX、ホースマンISSの事。
時々雑誌の仕事を頂くことがある。 昨日は久しぶりにそんな撮影だった。被写体は化粧品4ページ。 編集部から二人、タイアップページなので代理店から二人。メーカーから一人。 大雨が降る中、私の狭いスタジオは一気に人口密度が増加した。 被写体が小さなものとは言え、セットは意外と大掛かりになるもの。 大型ストロボが3〜4セット。カメラは4x5。 写真は暫くしてアップする予定だが 何とニコンSB80DXまで使ってしまった。 スポット的に多重露光を掛けたのだが最小出力が1/128 つまり0.4Ws(推定)辺りまで下げられることは驚異的、素晴らしい。 ワイドパネルや拡散ボックス(標準添付品)を使用すれば更に一段落とせる。 史上最低出力達成、驚異的ワイドレンジストロボと呼べる。 (個人的には1/512辺りまで下げられるともっと嬉しいのだが・・) その上、その気になればモデリングも短時間ながら点灯できる事も嬉しい。 昨日はそこまでは出力を下げる必要はなかったが 結構イケルみたい。 スレーブが内蔵されたことも好ましい。 最近の小型ストロボは性能も値段に負けず侮れない。 実際にどうSB80DXをどう使用したのかといえば、右下のそれぞれの球体めがけて 一発づつ5〜10センチの距離で発光させ(つまり球体以外には露光を与えない) 球体の墨っぽさを取り除くというアラワザのために使用した。 ● 撮影は無事に終了したのだが 編集の方の話によれば 最近 カメラマンの売り込みがまた増えましたね・・・との事。 私同様、広告を主に扱ってこられたカメラマンが殆どと言う話でした。 まあ私も2年くらい前だったか出版社に営業に行き この仕事を時々頂いているわけで 副編集長のHさんにはホントに感謝しております。ハイ。 03右上の写真、283枚全て、は雑誌の仕事です。 ● 因みにこの出版社ではデジカメは小さなカットにのみ使用しているらしい。 広告業界に比べると、まだまだデジタル化が遅れている?のか。 料理写真家のY氏も、一眼デジカメは欲しいのだが仕事では使う場が無いと いつも嘆いている。 追伸:昨日は自分のスタジオだったのでカメラはエボニーSV45ではなくジナーP2を使用した。 P2はいつもカメラスタンドに取り付けてありホースマン ISSも取り付けてある。 ISSとはリモートコントロールが出来る電子シャッター。 1/6ステップで絞りが制御でき多重露光の時には絶大な威力を発揮する。 光量不足の時も人物の撮影でなければ簡単にマルチ発光で対応でき しかもモデリングを消灯させる必要も殆ど無い。 フィルム側に接点を組み込めば、シャッタ−を閉めたり開けたり 絞りを開放にしたり絞り込んだりがオートで出来る。 アシスタントいらず、である。 物撮りの場合、ごみ取りとか微妙な位置の調節が必要なので 全くアシスタント無しでいけるのかと言うと そんな訳にも行かないのだが、撮影時のトラブルや手間ひまから大分開放される。 追伸:02/22 左上の写真中央商品の金色部分、macで色だししています。 白い球体は2カットとも実際に同時に撮影しています。
2003/01/26 D60 D90 D100 D120 D・・・。
料理写真家Y氏情報だが(更に元をたどれば花山商事情報でもあるが) キャノンからD90或いはD120が近々発売されるかも・・・と言う噂があるらしい。 それがホントなら一気に1000万画素超一眼レフデジカメの低価格化戦争が始まることになる。 ● 1/15日にコダックDCS Pro14nの事を書いたが アサヒカメラによればCCDがCMOSタイプながら今までとは異なるタイプで 素子毎のレンズを必要としないにもかかわらず、周辺部の受光角度の 束縛を受けにくい設計のCCDを使用している、と書いてあった。 (しかし実写データが感心できないレベルなのは何故??タマタマ??) もし、そのCCDが素晴らしいポテンシャルを持っているのならば ニコンにも明るい未来はあると言えよう。 また、技術というものは日々進歩しているもの。 ある時は少しずつ、ある時は劇的に 私が拒否しようが、あなたが無視しようが否応なく・・・ ● D100で仕事をする機会が少しずつ増える。 その度に新たな発見や、新たな落胆があったりする。 想像以上に活躍してくれることもあれば、その逆もある。 そんな遠くない日に現在我々が悩んでいるデジカメに対する 不安、懸念、疑惑、なんてモノはきっと取り払われるだろう。 ● 追伸:グーグルでD100を検索すると画面の右上のバナー広告BizRate.comがある。 開いてみて驚いた、国内では再安でも19万チョット。 それが米国では$1414で販売されているではないの。 120円で計算しても169680円。安すぎる。 因みにキャノンD60、$1749。209880円。 海外の方が安いから逆輸入なんてことが起るのだが あまりに理不尽。 追伸:01/27 ニコンD100が何故D100と言う名前を与えられたのか。 今更気にも留めていない方も多いことと思うが 冷静に考えればこれも理不尽。F80ベースなのにD100。 この件に関して実はとんでもない情報を入手した。それは近々1000万画素対応になると言う話。 なるほど、それならD100と言う名前も許せる、ウナズケル。 D1X同様、或いはJPGでも対応するかもしれない。 ファームウエアのバージョンアップで・・・ ● なんて話を今朝夢で見たのだが 正夢でありますように・・・
2003/01/25 週明けまでに宜しく・・・。
今に始まったわけではないが、1月は極めてマズイ。 とりわけ今週末から来週頭にかけて思いっ切りマズイ。 売上が伸びないのは諦めたとしても 土曜日は撮影がある上に、mac作業が山のように溜まっている。 週明けまでに宜しく、と釘を刺されたものばかり。 先程も電話がかかってきて「どうですか?進んでますか?」と来た。 実は何も手が付いていない。撮影はほぼ終わっているのだが 4x5フィルムで撮影したものなのでスキャンからスタートしなければならない。 それは当たり前のことなのだが・・・、どうも腰が重い。 考えるに、これは労働対価の問題だ。報われない労働。これは辛い。 仕事があるだけでも感謝しなければいけないことは十分に判ってはいるのだが マイッタ、困った。 丸投げが出来る業界や、どこかの総理はお気楽でイイね。 (どこかの総理もホントは一生懸命なのかもしれぬが・・ そんな気配を見せぬ辺りは相当な大物か?) ● 追伸:こんな弱音を時々は吐くこともあるのですが 締め切りに間に合わなかったことが嘗てないのはA型のせい? 遅刻をしたことが殆ど無いのは真面目な証し? いやあ、もう少しノンビリ歩いてもいいのかなあ。 エッ、ノンビリ歩きすぎて疲れてるんじゃないかって??・・ マイッタナ〜、そんなにホメラレテモ〜・・・トホホ。
2003/01/24 トランセンドx30倍速、1Gコンパクトフラッシュをテストしてみた。
トランセンド(transcend)とは私が愛用しているメモリーカードである。 そのトランセンドは最近25倍速から30倍速にスピードアップしたらしい。 昨日1G、30倍速をテストする機会があったので報告。 値段は大分こなれてきて57800円(eーTrend、秋葉原) 512Mの22100円と比べてもムチャ高と言うほどでもない。 (バルク品の512M、15000円台と比較すれば十分高いが・・・) さて、30倍速になって更に高速になったのか?それが問題。 ニコンD100でまたまたテストしてみた。 600万画素、JPGーFINEとRAWデータの2種類。 結果は残念ながらJPGではその差を判断できなかった。 RAWデータでは5%程速かった。 6.6sから6.3s。劇的と呼ぶには程遠い。 トランセンドの何倍速という基準が、どうにも頭から信じるわけにはいかないのだが 考えようによっては値段が上がったわけでもなく L社辺りと比較すれば僅かに遅いかもしれぬが、それ以外のメーカーのCFに劣ることは滅多に無い。 僅かながらスピードアップしたことをここでは褒めるべきか。 D100との相性、信頼性についてはマッタク問題がない。 JPG FINEなら1Gメモリーで300枚以上撮影できる。 私がニコンD1を使い始めたとき購入したCFカードは何と96Mだったような記憶がある。 しかも驚くなかれ、そのスピードの遅いCFカードは(ニコン純正サンディスク製) 2万以上の値段だったのではないか? マッタク隔世の感がある。 1000万画素以上のプロ用デジカメが登場していることを考慮すれば ボチボチ1Gが選択肢として最良なのかもしれない。 ● 追伸:イートレンドは秋葉原というよりは末広町(銀座線) 目立たない場所にあり、あらら、ここに入って良いの?的なお店である。 しかも入ると商品はお世辞にも沢山並んでいるとは言えない。 私はCFしかお世話になったことはないが PC用のメモリー、HDD、カードリーダー等も扱っている。 お客がガラッと引き戸を開けると奥から若い店員が出てくる。 日曜祭日はお休み。専らネット販売が主力なのだろうか、チョット不思議なお店だが しっかりトランセンドCFカードには5年保証がついている。 またボディとの相性保険、或いは店頭での相性テスト等も行える。 マップカメラ等のイートレンド以外の店でも扱い始めているが値段で勝負ならここがお薦め。2002/07/08 コンパクトフラッシュメモリー スピード比較テストの結果は驚くべきものだった。
2003/01/23 私のニコンD100は内蔵ストロボがおかしいのか?
1月20日K氏が訪れた日、D100を2台比較してみた。 私のD100は発売後すぐの製品な事もあり、ボディナンバーで推察するところ製造後1万台以内。 K氏のD100は9万台近かった。 僅か7ヶ月でそれだけ売り切ったのはスゴイ。 それだけ支持されたということだろう。 ところで、K氏と話をしていくうちに内蔵ストロボの話になった。 かなりの場面でドアンダーで撮影されたので私はすっかりオマケと割り切っていたのだが K氏はそれ程でもないという。 そんな訳で、その辺りをK氏のD100と比較してみた。 あらら、内蔵ストロボでキレイに写っている???!!! 因みに私のD100もSB80DXなどの外部ストロボを使用すれば問題は感じない。 ● 1月22日修理に出していたFE2を新宿に引き取りに行ったついでに サービスセンターでD100を見てもらう。 待たされること10分。「異常はありません。」と言われてしまった。 チョット待って、と食い下がる。 その場でストロボON状態でシャッターを数度押しホラと見せる。 再びお待ち下さいコール。 時々待合からでもストロぼが光っている気配は感じるのだが 彼等はどんなテストを裏でしているのか?? 10分後、確かにおっしゃる通り・・お預かりいたします、と受付の彼。 代替えを出してはもらえませんよね? と私。 (判っていたが聞いてみた。) ええ、APAの方なら浅草橋の方へ行かれれば大丈夫と思います、との返事。 ついでながら初期ロットと最近の製品の違いを聞いてみた。 違いは聞いておりません・・・と彼。 初期ロットに固有の不良ではないのか、と聞くとこのようなケースは希だと思います・・・と彼。 聞くだけ野暮だったってことか。トホホ。 ● 内蔵ストロボは滅多に使用しないけれど、あればイザというとき助かることもある。 近日中に浅草橋に行ってこよう。 ● 追伸:プロサービスに連絡をしてみた。 代替えのボディはD100は2台しかなく出払っているとのこと。 D1Xなら出せますが、どうしますか?と電話の向こうでたたみかける。 そう言われると不思議なことに個人的にはD100が好ましく思えてくる。 彼曰く、D100は事故で入院はあっても滅多に故障はしないらしい。 これはサービスセンターの方の話よりも信ぴょう性を感じた。 ついでに告白すれば、ここでも食い下がったのだった。 D100がプロサービスに戻ってきたら御連絡をいただけませんかと。 そうすれば代替えでD100を借りられると踏んだのだが 担当氏、これから各種のスポーツ大会で暫く出払ってしまうとのこと トホホ、こちらも急ぐわけではないので春まで待つことにした。
2003/01/22 スタートに遅すぎるなんて事はない。パソコンとデジカメ。
昨日夕方、同業のZ氏がやって来た。 Z氏は40代でスタジオも持っている。 が、パソコンやデジタルには無縁の存在だった。 そのZ氏がついに動いた。eMacを購入したらしい。 しかも矢継ぎ早。あっという間にヤフーBBも申し込んだというではないか。 じゃあ次はデジカメ? と私は振ると イヤー、私はネットとメールが出来れば十分・・・ と、かわしてはいたが結構凝り性ではないかと彼を疑っているので 何時デジカメを手に入れても驚かないつもりではある。 ● 恐らく殆どのカメラマン諸氏もパソコンは所有していることと思う。 残念なことはネットとメール、実際にそれだけしか使用しない方がいることだ。 私ならドンドン使う。 それから判断しても遅くはない。 焦らず、慌てず、諦めない。 一歩一歩歩いても気が付けば遠くまでたどり着いているものである。 Z氏の心変わりを陰ながら応援したい心境ではある。
2003/01/21 ニコンD100を4X5ボディに取り付けるアラワザもある。
昨年、独立を果たした同業でもあり御近所でもあるK氏がニコンD100と秘密兵器を持って昨日現れた。 その秘密兵器とはこれ。K氏撮影 ジナーボードにニッコールレンズのマウント部を接着したもの。 (正確に言えばリンホフボード、ジナーボードに直接でも勿論OK) これがあれば4x5ボディでD100が使用できる。 135mmレンズまでならアオリも出来る。 実物を見るまでは実は半信半疑だった。 4X5のレンズは35mmのレンズに比べて解像力が劣るからである。 早速テストをしてみた。レンズはシュナイダー180mmマクロジンマー。 厳密な比較をしなかったので写真は割愛するが思ったよりもイケル。 図体が大振りになってしまうことが惜しいがアオリの出来るベローズPB−4を入手できない方や 既に4X5をお持ちで工作好きならばトライしてみる価値は十分か。 135mmよりも焦点距離が短いレンズでは接写以外フランジバックの問題で使用できないが ELニッコールに見られるような赤カブリは無いと思う。 因みにK氏はPB−4も所有しているのだが ELニッコールを取り付けるためのアダプターの入手に かなり手間取ったようだった。 追伸:マウントはレンズボードからオフセットして取り付ける。 そうしないとペンタ部の出っ張りとバッテリーグリップがレンズボードに接触するので注意。
2003/01/20 「さよならMAC OS 9」って言われても・・・
古いものを守るということ。 現在の政治、或いは与党的には抵抗勢力と呼ばれている。 それ以外の政治家が、では評価に値するのかはここでは触れない。 写真ではどうか。 簡単に言えば、銀塩写真、易しく言えばフィルムカメラ。 それに対抗する言葉は勿論デジタルカメラ。私はフィルム同様ニコンD100を使用している。 MACではどうだ。 OS 9。私が使用しているOS。 OS X。周りには使用している人は見当たらない。 ● 有り難いことに当初3月一杯で終了と言われていたが 6月まではハイエンドの機種に限りOS 9でブートできることになったらしい。 しかし、新たに発表されたPOWERBOOK12インチ、17インチではクラシック環境でのみ、 つまりエミュレーター上でOS 9が使用できるらしい。 また、巷の噂ではG4のタワータイプが今かなり値下げしているが(20万以下) それは在庫整理で、次に出るタワータイプの中下位機種はPOWERBOOKと 同じ運命になるらしい。 ● 昨日ふらっと書店に入り、久しぶりに(半年ぶりか?)MAC POWER2月号を購入した。 「さよならMAC OS 9」の言葉に不覚にもつられてしまったのだが MAC POWERの読者アンケートで、メインマシンで使用しているOSはという アンケートに対して60%以上の人がOS Xと答えたという記述があった これは何を意味しているのか? ●MACPOWERの読者は初心者の比率が急増した? ●仕事でMACを使用している方はMACPOWERの読者ではない? ●MACPOWERはアップル専属のようなものであるから、OS Xに対する不利な記事は ねじ曲げてでも載せない? ●WINDOWSへの移行が想像を超えたスピードで起こっている? 上記のいずれか、或いはどれでもないか、私には判断が出来ない。 ● 最近のMACのタワータイプは全機種デュアルCPUである。867〜1.25GHZまで。 私の使用しているG4/450もデュアルだが、デュアルであるというメリットは マルチCPUを初めて採用して以来、既に5年近いMACの歴史上でフォトショップを始めとした わずかなソフトのみ享受でき、OSレベルでは恐らく全くといっていいほど 二つのCPUが仕事をシェアすることはないし、裏で別の仕事をするわけでもない。 OS XになってデュアルCPUが真価を発揮するのなら、その過去を、つまりOS9を 切り捨てた決断も認めることにヤブサカではない。 私は、良いものは良い、世の中に必然は存在する。そう思っている。 しかし、説得力のない変化は欲しない。単なる押し付けは困る。 時間をかければよいという単純な問題ではない。 ● 追伸:私はアップルにメール配信の登録をしているが アップルからOS Xに関する真摯なメールは一度も届いた記憶はない。 アンケートの経験もない。 アップルはもっとユーザーの意見を聞くべきではないのか? 追伸:01/29 自宅で使用している互換機は正式にはOS8までしかインストールできないはず だったかと思うのだが、OSをコピーすることによってOS9で 無事に立ち上がっている。 と言うことは、暫くは新型機でもこの手でイケルのか? トライしてみないと判らないけれど。
2003/01/15 コダックDCS Pro14nのデータが発表になった。
米国コダックのサイトにDCS Pro14nのデータが発表された。 早速ダウンロードしてキャノンEOSー1Dsとフォトショップ上で100%に拡大して比較してみた。 たった数枚の限られたデータなので断定は出来ないが 画素数が少ないはずのキャノンの方がキレイに見える。 コダックはザラツキ感があり何か不自然感がある。 ボケた背景や髪の毛のボケている辺り。 (どちらも比較したデータは女性の写真。) チョットがっかり。(正直に言えば、相当がっかり) これは何故なのか? CCDの問題なのか、後処理の問題なのか 値段の問題なのか(2倍近い値段の開き)、まだβ版のためなのかは不明。 それともjpgデータで見ていたせい?? ● さて、ニコンはどうする?・・・ 取りあえず御報告。 コダックDCS Pro14nのデータ
2003/01/14 失われた20年を取り戻せるのか、私のデジカメ日記。
デジカメ日記は1/10日無事にスタートした。 しかし悩みどころは多い。 ここ数日出歩くときは必ずD100をもって出る。 気になる、或いは気に入ればシャッターを押す。 テーマがあるのかと問われれば・・・無い。 気の向くまま、私がこの目で見た風景、事実。そしてそれに対して感じたこと。 それらで構成しているが、どうもとりとめが無さ過ぎる気がする。 ファイルとディレクトリの構造も何か収まりが悪い。 写真が大きすぎて重いのではないか? もっと文字量を増やすべきではないのか?・・・ このまま進んでいくべきなのか、取りあえずカウンターは進んでいるけれど実は判断が付きかねる。 一月もすると写真が随分変わっているかもしれない。 ● とは言え間違いなく言えることが幾つかある。 自分の足で歩くということの大切さ、カメラをもって歩くことの大事さ デジカメが、D100が十分に良く出来たカメラと言うこと。 これらは痛感した。 20代の頃、カメラを必ず持って歩いたころから数えると20年。 20年の空白?!(チョット大げさだけど) ● 失われた20年を私は取り戻せるのか。 ● 追伸:01/15 ニコンD100の話。ここ数日持ち歩くようになって感じたこと。 もしも、ニコンがフルサイズを当分見送るのならば APSサイズデジカメのために専用ボディを設計するべきだ。 つまりD100よりも軽く小さく、より廉価で使いやすい。 当然今までのニッコールが使用でき将来もサブカメラとして十分使用できるくらいのボディ。 それから小型のDXニッコール28mm/f2 この組み合わせがあればチョットしたスナップに最高なのだが・・・
2003/01/12 ニコンD100で作品撮りのお手伝いをした。
不動前に住むヘアメークのY氏とは飲み屋で知りあった。 以前から作品の写真を撮って下さい・・と言われていたのだがそれが今日実現した。 モデルはプロではない。イベントのコンパニオンをしているSさん。 大人っぽく移っているが未だ18歳。 カメラはコストと時間の問題でニコンD100。レンズは50mm標準レンズ。 絞りはf5.6。ストロボは3セット。 かなり出力は落としたにもかかわらずメーターではf11と表示される。 (私が使用しているフォトナは12Wまで出力が落とせるのに・・) 仕方なくND0.6フィルターを使用した。これでf5.6まで開けられる。 上の写真は更にフォトショップで目以外にボカシを加えている。 ● 撮影後すぐにmacで確認、フォトグリッドでセレクト。 その場で数点のプリントとCD−Rを持ち帰ってもらった。
2003/01/10 WEB上写真展の準備は、こうして動き出した。
12月30にWEB上の写真展を予告したが それは自分を鼓舞するためで、目算があったのかと問われれば答えに窮する。 宣言した以上は何とかしたい。 そして考えた。 先ず、デジカメで撮影することとする。 それは改めてデジカメの可能性と限界を試す意味もある。 問題はカメラ。 D100を所有しているのだからD100で撮影すればよいではないか。 と問われればその通りなのだが、レンズまで含めると小型軽量とは言え それなりのサイズと重量になる。 それでは続かない。 デジカメ携帯も考えた。30万画素・・・ 絶対に身体から離れることはない、究極のデジカメ。 だが100万画素が予定される中で、今30万画素を入手するのも如何なものか。 (私が実際に使っているのは、未だにモノクロ液晶の209タイプ、トホホ) コンパクトタイプデジカメ。例えばキャノンG3。 奥行きは結構ある。重量もそこそこ、実質は500gを超えるだろう。 値段もナカナカ。 しかもデジカメの可能性と限界を試す意味から言えばD100以上で撮影しなければ意味がない。 その時一つのアイデアがひらめいた。 通称パンケーキ。ニッコール45mmF2.8P CPU内蔵タイプなのでD100でも問題なく使用できる。 レンズの厚さが17mmと薄い小さい、軽い。 当初D100+45mmの組み合わせでスタートすることに暫定的に決定する。 ● 実際組み合わせてみると電池込みで970g。 思ったよりも厚さを感じる。 1.5倍の焦点距離になるので67mmになるが、取りあえず許すこととする。 AFでない点がヤヤ辛いが、それは慣れか。 愛用している黒の小型のナイロンバックに入れてみる。 ヤヤ出っ張るものの何とか無事に収まる。 ● 初心に戻り、9日からカメラをぶら下げて歩き始めた私ではあった。 追伸:そこまで慌てなくてもよさそうなもの・・・ そんな声を無視して遂にデジカメ日記オープン。
2003/01/09 使用後半年、改めて採点してみたニコンD100。
ニコンD100は既に半年間使用してきましたが、改めて使用感をまとめてみました。 ● 改善が望まれる点:シンクロターミナルが無いこと (この一点はどう考えても信じられない。譲れない。) ISO感度が判りづらいこと。せめてスイッチオフの時だけでも常時表示できないか。 メモリー残数が表示できるのだから不可能ではないと思うのだが・・・ 上部液晶の情報量の拡大(ISO感度も含めて) ISO感度を100まで設定できるように。 マニュアルカラーバランスの色温度を絶対数値での表示にする。 もしそれが不可能ならばプリセットでも多少の上下セットが可能だともっと良いのだが。 背面液晶の大型化、液晶上での正確な色再現。 クイックレビュー拡大表示の倍率のアップ。 ワイヤレスでデータをPCに飛ばせないか。 ファインダーが小さくて見にくい。 RAWデータとJPEGの同時書き込みを可能に。 ダイナミックレンジをもっと広く。 AF測距点を5点から増やすこと。 AFのスピードが遅い。 シャッタースピードはD1X同様1/16000まで欲しい。 CCDに付くゴミ対策。 CCDに起因する内面反射を減少させる工夫 書き込み速度の更なる向上。 全レンズのAF−S化。 前後に振り分けたコマンドダイヤルの、特に前側のダイヤルの操作性。 (後ろ側だけで操作できないか? 後ろに2個ではどうか?) 小型のスナップ用AF単焦点レンズが欲しい。 (Gタイプ、距離リングも捨てる。30MM、F2〜F2.8辺り) バッテリーチャージャーの小型化。(もう一息) カラーバランス、トーンカーブを個人でカメラ内に設定保存できるように。 AiレンズでのTTLメーター作動を可能に。 DXニッコールを含めた広角側レンズの更なる充実かフルサイズCCDの採用 画素数の更なる増大。 ニコンビューのスピードアップ。 ニコンビューからベタを取るときのサイズの自由度(もっと大きくベタを取りたい) USBコード、パソコンに繋いだ時点でボディがカードリーダーとしてのみ働いてくれる 設定があればもっと便利。 ● 評価できる点:小型軽量。 リーズナブルな価格設定(勿論更に安価になればもっと良し) リチウムイオンバッテリーの驚異的使用時間とそのサイズ。 パネル設定の方法(D1X、D1と比較して) こうしてみると要望点の方が圧倒的に目に付きますが だからといってD100が出来の悪いカメラというわけでは決してありません。 むしろコストパフォーマンスで言うならば現時点では最強のデジカメと呼べるでしょう。 カメラは私にとって道具。使えて当たり前のモノなのです。 チョットした工夫で改良できる点もあるでしょうし 無い物ねだりの点もあるでしょう。 またD100だけではなくD1Xにも当てはまることが多々あることにも気が付きます。 ですがニコンD1が登場してからD100が発売されるまでの時間を考えると称賛に値する進歩と呼べるでしょう。 ● これから発売されるであろうニコンの新型デジカメが 更にどの程度改善されて私達の前に姿を現すのか、大いに楽しみではあります。 タイトルに採点をしてみると書きましたが 個人的には「よくがんばりました。」と言うハナマルを与えたいと思います。
2003/01/08 EOS−1Dsのデータをダウンロードしてみた。
EOS−1Dsの実写データがキャノンのホームページにアップされている。 既に多くの人がご覧になっていることと思うが、私は昨日始めて見た。 流石1100万画素、女性モデルのデータは申し分がない。 ダウンロードしてA2サイズ(163dpi)でプリントしてみたが 十分のクオリテイであることを確認した。 印刷データとしてもA3で228dpi。A4で327dpi。 厳密に言えばこれでもA4をクリアしないのだが フィルムをスキャンするよりもデータとしてのクオリティは遥かに上。 A3サイズの原稿としても十分に使用できるだろう。 600万画素とは明らかに一線を画しているように見える。 但し、サンプルデータの寺院の内部のようなワイドレンズで撮影された画像は 輝度差が大きすぎるのか、レンズとCCDの相性の問題か 印象が良いとは言えない。 通常こう言ったデータは最高の状態で撮影されたものであるケースが多いことを 考慮すると一抹の不安も感じないわけではない。 (デジカメの場合フィルムカメラよりもその落差は非常に小さいが・・) ● ニコンD100、キャノンD60は売れに売れているらしい。 プロだけでなくアマチュアにも支持されているらしい。 実売価格では既に20万辺り。キャノンD60が僅かに高いようだが高級一眼レフと大差がないレベルだ。 さて、1100万画素100万円近いボディはプロでも十二分に躊躇する値段。 既に600万画素のボディを使用している人は 値段がこなれる時期を待つだろう。 未だ持っていない人がいきなり高額なボディを購入するとも考えにくい。 とすると数人以上のカメラマンがいるフォトプロダクション 大規模な写真館、一握りの有名写真家辺りがターゲットになるのか? ● 追伸:ところでコダックのDCS PRO14n米国コダックのページを 覗いてみたがサンプルデータは未だアップされていないようだった。
2003/01/07 正月早々のトラブル三昧。
日ごろのオコナイが余程悪いのか 正月というと恒例のように風邪で寝込む、そんな年が何年か続いた経験がある。 ひどい年は家族全員が寝込んでしまったこともあった。 今年はどうだったのか、聞きたいでしょ? 今朝の時点で高熱を出しているもの約一名、よりによって受験を控えた高3の長男。 とは言え、これで試験当日彼も熱を出さずに済むだろう。と私は楽観的。 さて私。元気なのかというとヤヤ怪しい。 年末に狭い庭の枯れ葉を三男と仲良く掃除したまでは良かったのだが 特別重いものを持ち上げたわけでもないのに、腰が痛いのだ。 風呂に入り正月になればすぐに直るとタカをくくっていた。 肉体労働が日常のカメラマンの中で今まで腰を痛めてこなかったことは 奇跡的ではあるかもしれぬが、今朝も腰が十分に痛い。 これは天罰? それとも素直さのテスト? 大人しく病院に行きなさいという天の啓示? 正月早々前途に暗雲立ちこめ、まだまだ一山も二山も超えねばならない障壁の前触れ? ● もう仕事をしなくても良いという話なら大いに乗るのだが 冷静に考えると、もう若くはないという一点に集約されるのか・・・ ● 追伸:不届き者の私は、これを良い口実に大掃除を殆どさぼってしまった。 正月中は雑煮、餅、ミカン、そしてTVの豪華?4点セット。 ノンビリしすぎた後遺症と腰の痛さで身動きが取れないって感じ。 マズイ。トホホ。 追伸:大掃除で思い出した。近頃大掃除しっかりしてますか? 年末に街を歩いていてもあまり見かけない気がする。 ついでにお節料理、お雑煮。 我が家では辛うじてそれっぽいものがテーブルに並ぶのだが (重箱に見事に飾り付けられることは最早無い。) 年末にマーケットに買いだしに行った時のこと 正月お節コーナーはどうも盛り上がりに欠けていたような気がする。 年とともに売り場が縮小している気もする。 正月からコンビニは開いているし、今時2日からマーケットやデパートはオープンしている。 いったい日本人が正月三が日にどのような食生活を送ったのか 私は興味津々。 少なくとも年末に行ったオオゼキ高井戸店では ありふれた日常の食材をカゴに入れていたお客が多かったような気がするのだが・・・ 追伸:01/08 御心配をおかけしましたが、仕事をスタートさせたらアラ不思議 腰の痛みも殆ど忘れるほど。 何のことはない、豪華4点セットの報いか。
2003/01/05 明けましてお目出度う御座います。
ついにアクセス数が昨年12月に10000を超えました。自分でもビックリしています。 どこかの誰かが探し当ててはやって来て、また去っていく。 度々訪れてくれている方もいるかもしれません。 そのうち何人かからはメールをいただくこともあります。 「この間のあの話、面白かったですよ。」と励ましてくれる人がいます。素直に嬉しいです。 半ば文章の練習のつもりで書いてきた部分もあり 〔作文や感想文は大の苦手。字もヘタクソ・・) そんな私につき合っていただき恐縮するばかりです。 私の拙い写真や駄文が何かの参考になったり、気分転換になったりする・・・ 少しでも誰かのお役に立てたのだとすればホント望外の喜びです。 ● このサイトを立ち上げてから1年8ヶ月。 矢張り時間の流れの速さを実感しないわけにはいきません。 URLが度々〔2度も)変更になったり色々御迷惑をかけることもありました。 気が付けば2003年。 マイッタ、マイッタと思っているうちにあっという間です。 これからも、独断と偏見に満ちているかもしれない写真や文章を載せていきます。 間違っていることやオカシイと思ったことは御連絡下さい。 歓迎いたします。勿論楽しいメールも大歓迎。 ドーゾこれからも、今年もヨロシクです。今年の年賀状。これでも写真家なのかと言う問題はさて置き (実際、私が撮影したものは飛行船のみ、トホホ) 狭い世界にしがみつきすぎる事はいけない。と思う2003年ではあります。 ● 追伸:親戚関係以外には自宅の住所は教えていないせいもあり 殆どはスタジオの方に届くことになります。 不謹慎な話ですが、届けられた年賀状を今日初めて見ました。 それぞれ添えられた一文に、印刷された写真に個性が、優しさが、滲み出ていたりして・・・ 改めて感謝の心と初心に戻って頑張る、そんな気持ちにさせられました。
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